アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

カパレーシュワラ寺院で何かお祭り?

2025-02-13 | 旅行

いつもは午前中にお参りに行くチェンナイの要、カパレーシュワラ寺院。今日はいろいろあって、午後5時過ぎにホテルを出て行って見ました。すると、入り口の門の前でヒジュラのお姉さん2人が待ち構えていて、英語でべらべらと自分たちが何者であるかとか、祝福をするから喜捨しなさい、というような説明をして迫ってきました。「はいはい、あなた方のことはよく存知ています」「あら、そう? じゃ、500ルピー喜捨して」「とんでもない、500ルピーなんて多すぎます。100ルピーってとこですね」「ま、いいわ」と手を出す姉貴分的なお姉さんのそばで、地味な装いの方の人はちょっとおどおどとし、「お恵みがありますように」とかつぶやいてくれて、二人は去って行きました。お参りに来たついでのご商売ですかしらん? あ、写真撮らせてもらえばよかった。寺院内は撮影禁止、というか、撮影するためにはお金を払わないといけないのですが、最近は皆さんスマホでジャカジャカ撮っています。今日は奥の方に、何やら見慣れぬものが鎮座ましましていて、それもあってスマホをかざす人が続出状態でした。

これって、ご本尊様? 帰ってきて調べたら4月にあるお祭りの説明に、ご本尊様のシヴァ神が午前中は太陽の乗り物に乗って現れ、夕方は月の乗り物に乗って現れる、と書いてありました。どうやらこの夕方ヴァージョンの始まりのようです。この一番奥に鎮座ましましている月に乗ったシヴァ神が、境内を一回りするのですが、それに先だって火を掲げた僧侶や神様コスプレの子供たちが門のところにやってきて、見物人の気分は上がっていきます。

 

で、その後に月の乗り物に乗ったご本尊様が、笠のようなものに守られてやってきました。

そして、門の前でひとしきり人々が拝んだりしたあと、門から出て町内をまわるのでしょうか、寺院の外へと去っていきました。お参りを終えて、我が家のジャガンナート様に新しいお衣裳を買い、ウーバーをよばなくちゃ、と歩いていると、沐浴場のタンクのところにきれいな光が溢れています。周りの階段状のところや、水中にも電飾を施したものがいっぱい飾られていて、とてもきれいでした。

 

沐浴池の中にも何か浮かんでいます。

階段のところからちょっと張り出したようになっている船?には、たくさんの人が集まっています。この寺院の関係者なのでしょうか?

それを周りの階段状のところにたくさんの人が座って見ているという、何だか夢幻的な風景でした。

何のお祭りか、というのがわかればよけいに印象深いので、ご存じの方は教えて下さいませ。

<追記>
チェンナイに長くお住まいのアールーゴービーさんから早速お知らせが。「ブログ拝見しました。昨日のお祭りは、タイプーサムというお祭りらしいです」というご連絡で、そう言えば、友人がマレーシアにタイプーサムを見に行っていたっけ、と思い出しました。しかし、あまりにも静かなチェンナイのお祭り風景からは、あの体に針を刺し、重い装飾物をかついで道を行進していく、マレーシアやシンガポールのタイプーサムは想像もできません。家に帰れば昔撮った写真があるのですが、ちょっと誰かのお写真を拝借しての、タイプーサム@マレーシアです。

 


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