アジア映画巡礼

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『ダバング 大胆不敵』の日本版予告編参上!

2014-06-01 | インド映画

インド映画の話題が次から次へと続きますが、サルマーン・カーン主演『ダバング 大胆不敵』の日本版予告編も公式サイトにアップされました。インド版予告編とはひと味もふた味も違った予告編になっています。こちらからまずはご覧下さい。

「ガチで戦う警察官」「イカれた正義を見せてやる」等々、拙ブログ「なりきり『ダバング 大胆不敵』キメ台詞はこれだっ!!」で使いたいと思っていた藤井美佳さんの名訳があれこれ入っていますね。後日、また解説を加えながら、皆様にこれらキメ台詞を憶えていただこうと思います。しかし、この予告編を見ているだけでも、「♪ ウルウル・ダバング」の歌と、「♪ ムンニー・バドナーム・フイー」の歌はすっかり耳タコになってしまいますね。

ヒロインの顔には馴染みがない方も多いかと思いますが、ソーナークシー・シンハーは60・70年代の人気男優シャトルガン・シンハーの娘。シャトルガン・シンハーはアクション俳優としてならした人で、名前に引っかけて”ショットガン・シンハー”と呼ばれたりしました。パパ、シャトルガン・シンハーの顔も付けておきましょう。

Photo by R. T. Chawla

主な主演作には、『白い巨象(Safed Haathi)』 (1977)、『ヴィシュワナート(Vishwanath)』 (1978)、日本でも映画祭上映された『黒いダイヤ』(1979)、そして同じくアミターブ・バッチャンと共演した『友情(Dostana)』 (1980)などがあります。ちょっといかついパパ、シャトルガン・シンハーからソーナークシーのような美女が生まれたのは、お母さんのプーナムさんが元女優の美しい人だから。でも、パパのシャトルガンも多才な人で、「フィルムフェア」誌に自分のページを持っていたりします。政治家でもあり、映画人として初めて大臣に就任した人、とまあ、ソーナークシー・シンハーはセレブの娘なんですね。

ソーナークシー・シンハーはこの2010年の作品『ダバング 大胆不敵』がデビュー作なのですが、その後『乱暴者ラートール(Rowdy Rathore)』 (2012)や、日本でも映画祭上映された『ターバン魂』 (2012)などヒットを次々と放ち、たちまちボリウッドのトップ女優に肉薄する位置に歩を進めました。顔立ちが古典的美人顔なので、昔ながらのテイストの作品にはぴったりで、今やひっぱりだこ。その魅力が、『ダバング 大胆不敵』でも堪能できます。

『ダバング 大胆不敵』の公式サイトはこちら、公式FBはこちらです。明日は”業界初!”とうたったマサラ上映方式によるマスコミ試写があり、私も盛り上げ役の1人として参加させていただく予定です。真面目な記者、ライターの皆さんがノって下さるか、ちょっと心配ではあります.....。

 

 


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