アジア映画巡礼

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『K.G.F:Chapter 2』上映後の池亀彩さんトークショー@バルト9(上)

2023-07-22 | インド映画

本日、新宿バルト9の『K.G.F:Chapter 2』上映後のトークショーに来て下さった皆様、ありがとうございました。京大の教授で、『K.G.F:Chapter1&2』の字幕のカンナダ語監修者でもいらっしゃる池亀彩さんに、私cinetamaがいろいろうかがおう、というのがトークの目的でした。座る場所はスクリーン下なので、我々から客席を見るときれいに上に座席が延びている、という感じで、皆様のお顔がよく見えました。驚いたのは、中にヤシュさんがちらほら。でも皆さん、このお顔なんですね。

すでにご存じの方も多いと思いますが、公式ツイッターの「映画公開&トークショー開催を記念し 『ロッキーになれるお面』を 期間限定で配布します」というもので、こちらからプリントアウトできるのです。ご存じなかった方は、7月26日(水)までですのでお早めにどうぞ。このお面の方が最前列真ん中にも座っていらして、何だかトーク内容のチェック係のような趣きが。下手なことを言うと、「Bull shit, bull shit, bull shit! I hate your talk!!」とか言われて、カラシニコフとかぶっ放されるんじゃないか、は冗談ですが、かなり圧を感じながらの司会業務でした。いやー、お面をかぶっただけでロッキー・バーイー(兄貴)のオーラまで発せられるとは、この真ん中の方、ただ者ではなかったのかも知れません。
お面と言えば、実は池亀さんもちゃんとかぶれるように目の穴まで開けたお面を持参してらして、かぶる気満々。しかーし、トークの主役が顔、隠したらあきまへんえ~、で、素顔で出ていただきました。今日の池亀さんのサリーは、伝統的なカルナータカのサリーだそうで、鮮やかな紺色です。そしてブラウスが、ちょっと能衣装みたいな光沢のあるウロコ模様織りの渋い生地で、このコントラストが非常に美しい。楽屋でお写真を撮らせてもらいました。

紺地に入っている模様は手刺繍なのですが、サリーのアーンチャル(端模様のある部分。肩にかけたりもするので、一番豪華な模様が織り込まれます)部分はことに豪華な刺繍入り。ボーダーの赤ともいいコントラストで、すごくきれいでよくお似合いでした。

それで、トークの内容をざっとお伝えしたいと思うのですが、ちょっと明日までお待ちくださいねー。トークは正味20分間という短さだったのですが、特に最後にこの映画のキーワードとかが出てきましたので、それを皆さんにお知らせしておこうと思います。

で、トークが終わると、池亀さんはバルトの9楷ロビーに出てここからサイン会が始まりました。サイン会は事前には通知してなかったのですが、上の池亀さんの著作をバルトのショップでも販売して下さっているので、この本の著者サイン会という流れになった次第です。この日は集英社から池亀さんの担当者さんもいらしていて、作家のサイン会ってこんな感じなんだ~というスペースがロビーのチケット売り場横に誕生、その時点でショップの在庫が30冊弱だったので、ご持参の方も含めて3~40人ぐらいかな、と思っていたらとんでもない! あっという間に列が長くなり、2列になって並んでいただいてもかなり長い列が延びる結果となりました。配給会社ツインの担当者さんも、「100人ぐらいいらっしゃるんじゃないですか?」と信じられないような顔をして、「スクリーンのキャパが148席だから...ええっ!」とみんなでびっくりしたりと、本当に興奮の1日でした。結局ショップの在庫はきれいにゼロになり、お買い求めになれなかった方はパンフレットへのサインでがまんしていただくことに。池亀さんのコラムのページへのサインとなりましたが、どの方へのサインも池亀さんはそれはそれは丁寧にしてらして、頭が下がりました。「本へのサインはしません。その方が古本屋で高く売れますよ」とずっと言ってきてサイン逃れしているcinetamaは、ちっとは反省しなさい! と言われそうです。(つづく)

<追記>記事を見たツインの担当者さんが、サイン会の写真を送ってきて下さいました。多謝!


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