国際交流基金アジアセンターの方から、ご案内をいただきました。珍しいインドネシア映画等の上映のお知らせと、シンポジウムです。
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国際交流基金アジアセンター×混成アジア映画研究会Presents:
シンポジウム・上映会<第2弾>インドネシア映画『天国への長い道』ほか1本上映
~特別ゲストとしてインドネシア・ロケの新作が公開となる深田晃司監督の登壇決定~
国際交流基金アジアセンターでは、アジア地域文化研究者の方々と共に、映画を通した東南アジア文化の研究を行っております。本年もその研究成果発表として、<喪失の中の祈りと覚悟~映画が映す東南アジアの内戦・テロと震災・津波>と題した、シンポジウムと参考作品の上映会を以下のとおり行います。参考作品として取り上げる映画『天国への長い道』、『ベアトリスの戦争』はこれまで日本での上映機会が大変少なかった作品ですが、今回は地域研究者による新たな日本語字幕と解説にてご覧いただける貴重な機会となっております。
入場無料、予約不要、出入自由となっております。ぜひこの機会にご参加くださいませ。
◇シンポジウム・上映会概要◇
「喪失の中の祈りと覚悟~映画が映す東南アジアの内戦・テロと震災・津波~」
【日時】2018年5月18日(金)13:45~20:30(開場 13:15)
【会場】国際交流基金 ホール[さくら]
※入場無料 (予約不要) 定員100名
※映画は日本語・英語字幕あり、シンポジウムは日本語のみ
【登壇者】
スピーカー:西 芳実(京都大学東南アジア地域研究研究所准教授)
亀山 恵理子(奈良県立大学地域創造学部准教授)
特別ゲスト:深田 晃司(映画監督)
モデレーター:山本博之(京都大学東南アジア地域研究研究所准教授)
【プログラム】
13:45 開会ご挨拶・当日のご案内
14:00 参考上映
『天国への長い道』(2006年/115分/英題:Long Road to Heaven)
監督:エニソン・シナロ
16:15 シンポジウム
「語りえぬ痛みを分かち合う-テロの語りへの挑戦」西 芳実
「紛争はいかに語り継がれるのか-女たちの経験」亀山 恵理子
16:55 パネルディスカッション・Q&A
18:40 参考上映
『ベアトリスの戦争』(2013年/101分/英題:Beatriz's War/原題:)
監督:ルイギ・アキスト、ベティ・レイス
【主催】混成アジア映画研究会、国際交流基金アジアセンター
【協力】京都大学東南アジア地域研究研究所
【プログラム等詳細】http://jfac.jp/culture/events/events-e-konsei-asia-2018/
【お問い合わせ】アジアセンター文化事業第1チーム(担当:山野): jfac_film@jpf.go.jp
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上映作品に関する情報は、上のチラシを拡大してご覧下さい。ご参考までに、『天国への長い道』のWiki記事と、『ベアトリスの戦争』のWiki記事を付けておきます。『ベアトリスの戦争』は東ティモール映画のようで、映画の公式サイトにも使ってあるタイトル『A Guerra da Beatriz』がポルトガル語原題のようです。どちらもなかなか目にすることのない貴重な作品ですので、この機会にぜひどうぞ。