10月13日に復活上映会を行ったばかりのテルグ語映画上映会ですが、1週間も経たないうちに何と次の上映会が企画されています。まるで、休んでいた期間の穴埋めを急ぐかのような展開ですね。Periploさんからいただいた、次回の上映会の詳細は次の通りです。
『Ramayya Vasthavayya』(2013/テルグ語/意味:ラーマよ、いつ来て下さいますか?) 予告編
監督:ハリーシュ・シャンカル
主演:ジュニアNTR、サマンサ・ルス・プラブ、シュルティ・ハーサン、ムケーシュ・リシ、ローヒニー・ハッタンガディー(ヒンディー語映画でお馴染みのこの2人がいたので、名前を優先させました)
■日時:2013年10月19日(土)午後
■会場:埼玉県川口市、SKIPシティ・彩の国Visual Plaza
■料金:未定(詳細は、こちらのテルグ語映画上映会公式サイトで)
Periploさんの紹介サイトによると、本年7月19日に公開されたヒンディー語映画『Ramaiya Vastavaiya』とはまったく別ものとのこと。こちらは監督プラブデーヴァ、主演ギリーシュ・クマール・トゥラーニー、シュルティ・ハーサン、ソーヌー・スード、ランディール・カプールとなっていて、シュルティ・ハーサンが共通しているので、私も最初は何か関係があるのかと思ってしまいました。Periploさん情報では、こちらはプラブデーヴァが2005年に監督した作品のリメイクとのことです。
余談ながら、こちらのヒンディー語映画は、大手音楽出版&映画製作会社Tipsのお偉いさんの息子ギリーシュ・クマール・トゥラーニーをデビューさせるための作品だったようで、興行成績は全然パッとしませんでした。なかなかカワイイのにねー、ギリーシュ君。
さらに脱線すると、実はこのタイトルの文句「Ramaiya Vastavaiya」は昔のヒットソングからのイタダキです。ラージ・カプール監督・主演作の『詐欺師』 (1955/原題:Shree 420) で歌われる歌で、主人公の詐欺師(ラージ・カプール)が金持ちの享楽のパーティーから逃れ、下町に行くと、人々がこの歌を歌って踊るところに行き逢います。そこからヒロイン(ナルギス)の歌へと移行し、ついには主人公も歌い出すという、しっとりとした情感が漂うシーンとなっている歌です。映像はこちらをどうぞ。
♪ Ramaiya vastavaiya, Ramaiya vastavaiya
♪ Maine dil tujh ko diya, maine dil tujh ko diya(あなたに心を捧げたの)
ずっと昔から知っている歌なのですが、「Ramaiya vastavaiya」は何かの掛け声なのかな~、とか思ってちゃんと調べていなかった私。今回の紹介でPeriploさんのサイトを見て、初めて「Rama (hero/God), (when) will you come ? 」という意味だと知りました。テルグ語だったんですねー。では、あの映画のシーンは、下町のテルグ語コミュニティの人々が歌い踊るという設定だったのかしら? ヒマになったら、一度『詐欺師』を見直してみようと思います。