ペルシャ語の通訳、ショーレ・ゴルパリアンさんから、標記の映画祭の開催を教えて頂きました。広島では8月2日(土)~8日(金)@八丁座、東京では8月8日(金)&9日(土)@赤坂区民ホールで開催されます。イラン・イスラム共和国大使館文化部からのプレス・リリースをショーレさんが送ってきて下さったので、そのまま貼り付けます。
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イラン 平和と友好の映画祭
アジアの西と東に位置するイランと日本の人々の間には、文化的・歴史的共通点が数多くあります。歴史のなかで、戦争を経験した両国民は、平和と友好の世界が築かれることを強く願っています。
映画は、その国の国民の願いを反映すると同時に、ほかの国の人々に、その想いを伝えることができる芸術です。近年、イラン映画は目覚ましい発展をとげ、世界の人々から高い評価を得ています。
このたび、イラン・イラク戦争の被害者とともに、イラン映画界を代表する監督や俳優が来日する運びとなりました。 来日を記念し、 イラン・イスラム共和国大使館は、近年の著名な映画作品のいくつかを、下記の通り上映します。
今回選んだ作品のなかでは、イランの人々が経験した戦争という悲劇と、平和を求める心が描かれています。上映会を通して、イランと日本の人々の友好がさらに深まることを願います。
映画、そしてペルシャ文化に関心のある方々に、ご来場頂き、監督・俳優と一緒にご鑑賞頂ければ、嬉しく思います。それぞれの作品の上映後には、監督あるいは俳優とのQ&Aセッション(通訳つき)がございます。
記
主催:在京イラン・イスラム共和国大使館
場所:東京都港区赤坂区民ホール 会場案内
(東京都赤坂4-18-13 赤坂コミュニティぷらざ内3階)
地下鉄 銀座線・丸の内線: 赤坂見附駅下車 A出口徒歩10分
地下鉄 大江戸線・銀座線・半蔵門線 :青山一丁目駅下車 4番出口徒歩10分)
入場料:無料
問い合わせ先:イラン・イスラム共和国大使館
E-mail: cultural@iranembassyjp.org
Tel: 03-3446-8011 (内線: 159,120) Fax: 03-3446-9002
*座席数に限りがありますので、参加を希望される方は、Eメールにて、参加希望日(金曜日のみ、土曜日のみ、あるいは両日)、ご氏名とご所属、参加人数をお知らせ下さい。(満席でご出席いただけない場合のみ返信いたします。)
<上映日程>
8月8日(金曜日)
13:30 開場
14:30−15:30 オープニングセレモニー(臨時代理大使より監督や俳優の紹介)
15:30−17:04 上映『塹壕(ざんごう)143』(Track 143)
監督:ナルゲス・アービヤール
イラン/94分/フィクション/2014年/日本語字幕
過酷な戦場の中の志願兵。行方不明の息子を待ち続ける母親に、
大きな試練が待ち受ける。
17:04−17:20 アービヤール監督とのQ&Aセッション
17:20−17:30 休憩
17:30−19:02 上映『独りぼっち』(All Alone)
監督:エッサン・アブディープール
イラン/92分/フィクション/2014年/日本語字幕
イラン南部の原子力発電所の近くの村に住む少年。ロシア人の少年との
友情が、刻々と変化する状況のなか、翻弄されていく。
19:02−19:20 アブディープール監督とのQ&Aセッション
19:20−19:30 休憩
19:30−21:00 上映『夜行バス』(Night Bus)
監督:キューマルス・プールアハマド
イラン/90分/フィクション/2007年/日本語字幕
志願兵の少年は、何人ものイラク人捕虜の移送を任される。その間に
さまざまな問題に直面するが、彼に協力してくれる人はだれもおらず、
たった一人で任務を遂行することになるが・・。
21:00−21:15 プールアハマド監督とのQ&Aセッション
8月9日(土曜日)
17:45−19:00 上映『報われた沈黙』(The Consequence of Silence)
監督:マジヤール・ミーリー
イラン/75分/フィクション/2006年/日本語字幕
バスの切符販売をしている復員兵。ある日彼は、テレビで殉教した
戦友の様子を目にし、その父親のもとを訪れる。真実を知りたい父
親は復員兵を連れ、亡き息子のことを知る何人もの戦友のところへ
行くが・・。
19:00−19:20 俳優 パルヴィーズ・パラストゥーイーさんとのQ&Aセッション
19:00−19:30 休憩
19:30−20:36 上映『季節の記憶』
監督:モスタファ・ラザーグキャリーミ
イラン/66分/ドキュメンタリー/2014年/日本語字幕
毒ガスで傷つけられた兵士・民間人を治療したオーストリアの医師
とその仲間。20年後に語られる生々しい証言。
20:36−20:45 ラザーグキャリーミ監督とのQ&Aセッション
上は広島の映画祭のチラシです。広島での上映の詳細はこちらをどうぞ。今年製作の作品が半分を占める貴重な映画祭。イラン映画ファンだけでなく、アジア映画ファンの皆様、ぜひお運び下さい。