新ネタ揃いの名古屋旅行

18きっぷ消化を兼ねて、毎年恒例の名古屋旅行をすることにした。コロナで中止することも考えていたが、ここのところの落ち着きを見ると、許容できるものだった。

東京発6時10分の東海道線に乗車、東京を発車した時点ではあまり乗ってなかったが、品川を過ぎると乗り込んでくる人が増えてきた。神奈川県内からの方が利用者が多く、熱海着く寸前でも東京発車時より乗っていた。

熱海で乗り換えダッシュ、18きっぷ時期の割には長距離客は少ない。8月末の日曜日だからだろう。三島を過ぎた辺りから眠気に襲われ富士山を見逃した。
静岡で乗り継いだ列車は、逆方向なのに思ったより混んでいた。といっても、席の6割くらいが埋まる感じだが。ほとんどが、島田、藤枝で降りてしまった。

静岡から1時間近くかかって御厨到着した。御厨駅は今年3月14日に開業、相対式で橋上駅舎をもつ。駅舎はほぼ名古屋寄りなので、列車も名古屋寄りに停車する。

駅の北側はレベルが高いところにあるので降りる階段の段数が少ない。整備された広場以外は何もないが少し離れて工場があり、さらに歩くとサッカースタジアムがある。一方、南側コンコースは新幹線を越えるために階段で上がっている。南側の出口は新幹線を挟んで2箇所に分かれ、手前は駐車場、奥は駅前広場が整備されている。御厨駅には20分くらいいて、10時39分出発した。

浜松スルーして、豊橋へ。豊橋からは新快速に乗り継いだ。金山で地下鉄名城線に乗り換えて、上前津へ。twitterで知った大須の商店街にある昆布屋に行くためだ。上前津からは名城線と東山線を乗り継いで、名古屋へ向かった。

名古屋からは近鉄特急ひのとり、3月から走り出したばかりの列車だ。発車20分前にプレミアムシートを買ったのだけど、座席残数は僅かになっていた。元々少ないからな。プレミアムシートは、幅が広いだけでなく、後ろの人に遠慮なくリクライニングできる構造になっている。先頭車だが5列目なので、思ったより前の眺めを楽しめなかった。あと目についた設備は、スナックの自動販売機、有料のコーヒーサーバーとしまかぜにもあったロッカー、先頭車隣の車両にはフリースペースがあった。

津着14時44分、伊勢鉄道のきっぷを買って、15時07分発の快速みえに乗った。2両編成で窓側が埋まるくらいの利用率だけど、普段はどうなのだろか。

快速みえを降りたのは桑名、今日から新しい自由通路を使えるようになったからだ。昨日までは狭い改札内通路が東西を結んで、近鉄とJRのホームに階段が降りていたが、新しい自由通路ができることできっぷを持たずに東西を行き来できるようになった。自由通路に面して、近鉄の改札、養老鉄道のりばへの階段、JRの改札がある。移転前に比べると、だいぶ広くなった。東口に向かう途中には、伊勢ノ国ダイニングしちりというレストランがオープンしていた。

桑名からバスで長島温泉湯あみの島へ。一風呂浴びていたら6時半になってしまった。再びバスで桑名駅へ、快速みえで名古屋には7時半に着いた。

名古屋からはN700S運用ののぞみ250号、先月1日から走り出したばかりの車両だ。twitterでの充当列車発表は明日で終わるからこのタイミングで乗って良かったかと。車内に入ってまず目に入ったのが、ドア上のLCD、大型化して現在走行中の駅間まで表示できるようになったのだ。あと駅に近づくと間接照明の色が変わるのも面白い。シートの色もN700系と少し違うし、リクライニングすると座面が沈む。

東京着21時51分、サンライズ出雲瀬戸を撮影して、帰宅した。