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津島線は、須ヶ口を出ると平面交差で名古屋本線と分かれる。甚目寺は下りホームの津島寄りに駅舎のある相対式、両ホームは跨線橋で結ばれている。上りホームの裏側には電留線が1本あり、5700系が留置してあった。駅舎にはたこ焼き屋や寿司屋が入居、狭い道路に面しているので駅前広場はない。その狭い通りで踏切を渡り北上すると、この地区を代表するスーパー「ヨシヅヤ」がある。少し離れてマンションが建っているものの、路地沿いに昔からの家が並んでいる。
七宝は上りホームの須ヶ口寄りに駅舎のある構造、下りホームと駅舎は構内踏切駅舎は小さいものの三角屋根と弓状の屋根が重なったデザインで洒落た窓もついている。その脇にある出口は、駅前広場がなく狭い路地に面している。七宝町役場へはこの駅から数キロ南下しなければならない。
木田は上りホームの津島寄りに駅舎がある相対式で、両ホームはホーム端の跨線橋で結ばれている。ここは自動車5台ぐらい入れる駅前広場があるが、特に整備はされてない。美和町の中心が近いためか周辺は住宅が密集、少し離れたところにはマンションが建っている。
青塚は相対式で、須ヶ口寄りにホーム別の駅舎がある。下りホームの駅舎はホームとは別にあり、切り欠けスロープで降りる構造になっているが、上りホームの駅舎はホームの上に小さいものが乗っている。周辺は古くからの民家が密集しているが、上りホームの裏側には大きいマンションが建っている。この辺から津島市に入る。
勝幡は上りホームのほぼ津島寄りに駅舎のある相対式、両ホームは跨線橋で結ばれている。駅舎は古い木造の平屋建て、駅前広場は整備されてないものの他の駅に比べると広い。南北を結ぶ地下通路の前には鳥居が建っていた。踏切を渡って、南側に出るとスーパー「ユーストア」があった。
勝幡を出るとすぐに高架に上がり、日光川を渡る。県道を越えると、相対式の高架駅、藤浪に到着する。最近、高架化されたようで津島線の駅では最も新しく見える。改札内コンコースは広いものの、自動改札は3台、券売機は1台しかないので、改札外とは柵で区切られているだけである。駅の北側には新しいロータリーが整備、駅構内からは上屋付でアクセスができ、周辺の住宅地からパークアンドライドができるようになっている。この辺は道も整備され新しい住宅が多い。
周辺に高い建物がちらほらと増え、右から尾西線が合流すると、島式の高架駅、津島に到着する。改札は駅西側の駅ビルの1階、駅ビルにはコンビニの他、喫茶店が入居している。その駅舎の前には駅前広場が整備され、南側はバスターミナル、北側は駐車場になっている。ロータリーからのメインストリートには大きな商業施設はないが、小さい道を北上すると甚目寺にあった「ヨシヅヤ」がある。高架を抜けた東側は、狭いもののタクシーのりばが整備、住宅と高層マンションが混在して建っている。