しーさるの鉄日記

はくたか改正後停車パターン研究




今春の改正で、思った以上に大規模な改正が行なわれることになった北陸新幹線。『はくたか』の停車パターンの詳細が明らかになったので、所要時間表と合わせてまとめてみた。

高崎~飯山間での停車パターンは、①高崎・長野×4、②高崎・長野・飯山×4、③高崎・軽井沢・長野×1、④高崎、軽井沢、上田、長野、飯山×2、⑤軽井沢から先の各駅×3、⑥軽井沢から長野間の各駅×1、⑦高崎、軽井沢から先の各駅×13の6通り。安中榛名停車とか、長野→大宮ノンストップというパターンはなくなった。①と②はデータイムに運転、⑥と⑦は朝と夕方以降に運転、③~⑤はデータイムと朝夜の間に運転というシンプルなものになった。

①~③(速達型)4.5往復をひとくくりにすれば、高崎・長野停車、うち2往復は飯山停車、下り1本は軽井沢停車。④~⑦(各駅型)9.5往復をひとくくりにすれば、高崎・軽井沢から先各駅停車、下り2本上り1本は高崎通過、1往復は佐久平通過、上り1本は飯山通過というところか。

データイムは全て速達型となったものの、下りの飯山停車タイプは高崎~長野間で飯山通過タイプより4分余計にかかり、東京~金沢間の所要時間は3時間を超えている。逆に上りでは飯山通過タイプが4分余計にかかっているので、4本の所要時間が2時間56分で揃っている。軽井沢辺りでの臨時停車を想定しているのだろうか。それでも『かがやき』の設定のない時間帯でも、東京~長野間を80分台で結ぶ『はくたか』が毎時1本確保される。

557号は高崎通過に変更、4分前を『Maxとき313号』が走るから東京から高崎へ向かう分には支障ないという判断なのだろう。軽井沢停車は下り減、上り増のプラマイゼロ、上田と佐久平は午後上りの停車時間帯を拡大した分1本すつ増加となった。だが、568号は直後を『あさま624号』が走っているから、上田通過で③タイプにした方がいいかもしれない。

午前上り3本と夜下り2本は長野で10分以上停車、まるで『あさま』と長野~金沢間『はくたか』をつなげたダイヤだ。それでも直通客が大半を占めるのだろうけどね。上越妙高退避はその逆方向に何本かあるか、通過追い抜きなので停車時間は短い。

なお、『あさま』の停車駅は改正前同様、熊谷(一部通過)、本庄早稲田(朝夜通過)、高崎、安中榛名(一部通過)、軽井沢、佐久平、上田、長野なわけだが、長野618の『あさま602号』は上田、佐久平通過で軽井沢から先は各駅停車というイレギュラーパターン、16分前を走る『あさま600号』は、軽井沢まで各駅停車、大宮までは高崎しか停車しないから2本で千鳥式運転となる。この千鳥式運転で『あさま602号』の長野発は8分繰下げとなる。

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