大阪モノレールでは6/3にダイヤ改正を行なうことを発表した。改正概要は以下の通り。
●平日朝ラッシュ時に大阪空港発門真市行を増発し、最短5分間隔での運転を行なう。
●平日朝ラッシュ時の彩都線千里中央行の半分を万博記念公園行に変更する。これに伴い、門真市行とはホーム対面乗り換えが可能に、接続時間も最短1分、平均3分に短縮する。
●平日10・11時台に各1本、終日15~17時台までに3本の彩都西発万博記念公園行を増発する。また、彩都西発大阪空港行を増発する。
●門真市発大阪空港ゆき最終を8分繰下げ増発する。
●大阪空港発万博記念公園行最終を南茨木まで延長する。
JR東日本のトレインチャンネルで国内最長のモノレールとしてクイズにされていた大阪モノレール。平日朝を中心に運転系統の整理や増発が行なわれた。
まず、平日朝の彩都線では、彩都西発706~935の列車19本のうち10本が千里中央行から万博記念公園行になった。確かに、南茨木・門真市へは便利になったが、山田・千里中央へは乗り換え回数が増えただけでなく、所要時間も4分ほど増えた。その結果、後続の千里中央行に乗っても、千里中央に着くのは4分しか変わらなくなった。
彩都線から門真市方面へは、7時台前半は彩都線を2分繰上げ、8時台は門真市行を1~2分繰下げ、すぐに乗り換えられるようにした。現行ダイヤだと、彩都西からの列車が万博記念公園に着く寸前に、門真市行が出発するからな。8時ぐらいに至って、同時に発着しているケースもあるし。
朝ラッシュ時の千里中央行の半分が万博記念公園行になったわけだが、彩都西発651だけが千里中央行から大阪空港行に変更となった。このことで、通常の運転間隔は7~8分なのが延長列車の設定されているところだけ4分間隔に、増発の蛍池718発大阪空港行へは、711着の急行宝塚行から余裕を持って乗り換えができるようになる。ニュースリリースで触れているのは、その折り返しの大阪空港発門真市行が729、734、739の5分間隔になっている部分である。羽田からの朝一の飛行機が伊丹着720だから、少し急げば734か739に乗れるだろう。
ラッシュ時以外では平日午前中に彩都線を増発、現状だと万博記念公園発で1013まで8~9分の間隔で、それ以降は20分ヘッドになっているのだけど、今回の改正では万博記念公園発で1053まで、彩都西発で1116まで10分間隔になっている。午後の10分間隔の時間帯も、今まで16時台からだったのが、15時台まで拡大されている。
夜間は、大阪空港方面については終電を純増させて、万博記念公園→大阪空港での最終を8分繰下げることになった。これにより、例えば新大阪→柴原の最終が10分繰り下がった。2341発の万博記念公園行きは南茨木行に変更、阪急京都線において、現状より5分早い高槻市行に乗り換えることができる。
最新の画像もっと見る
最近の「情報(西日本)」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事