西武鉄道は、『天空のポピー2017』に合わせ、レッドアローに横瀬で接続し、秩父鉄道へ乗り入れる『皆野・長瀞リレー号』を運転することを発表した。
運転本数は3本、池袋発930、1030、1130のレッドアローが横瀬を発車した後に入線、930発、1030発から接続する2本は秩父まで運転し、長瀞方面羽生行きにすぐの接続、1130発から接続する1本は長瀞まで運転する。なお、池袋発730、830のレッドアローからは、定期の快速急行長瀞行が横瀬で接続している。
運転開始は今日からで、今月の土日のみの運転となる。
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初の横瀬からの秩父鉄道直通列車の設定、ここ最近、西武鉄道はこのようなイレギュラーな臨時列車や臨時停車の設定に積極的になっている。
今回の臨時列車の設定で驚かされたのは、レッドアローからの3分接続はもちろん、秩父での羽生行へも4~5分とすぐに接続すること。あたかも、先月のダイヤ改正はそれを考慮して行われたようだ。逆に考えれば、横瀬着が5分以上遅れれば、秩父鉄道への接続が微妙になってくる。レッドアローは比較的遅延回復しにくいし。あと、普段の特急の西武秩父着から長瀞方面への接続が6~7分とギリギリなのね。西武秩父のホーム末端部に出札口を作ればいいのに。帰りは祭りの湯に寄ってもらうように、午前中限定で。
車両は、長瀞に置いてある4000を横瀬まで回送して有効活用すると思われる。リリースにはレッドアロー発車後に到着とあることから、レッドアローが過ぎた後の下り本線上を1分ぐらいで折り返さなければならず、少しせわしい。
御花畑には停車するのだろうか。跨線橋の乗り降りがあるものの、西武秩父乗り換えよりは便利になるけど。三峰口行との接続を見てみると、1号は御花畑手前で急行とすれ違い24分待ち、3号は普通25分待ち、SL29分待ち、5号は19分待ちか。秩父駅は1番線着で羽生行とホーム上接続、1052着の1号の場合、次の羽生行が1110に御花畑に着くので、10分ほどで折り返さなければならない。
5号の場合、横瀬発車時点で羽生行が御花畑を発車する状況なので長瀞まで運転、回送も兼ねているけど。交換のために、大野原で6分停車、親鼻で2分停車すると思われる。
『皆野・長瀞リレー号』の設定は、横瀬から秩父鉄道へのみで、秩父鉄道から横瀬への設定はない。これはリリースにある通り、「祭の湯」にぜひともお立ち寄りくださいとのことなのだろう。横瀬から長瀞への回送が面倒というのもあるけどね。
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