残り少なくなったJR東日本の駅巡り、今回は山田線を巡ることにした。
その前に、去年の釜石線の駅巡り時に台風でDL牽引となったSL銀河のリベンジをすることに。SL銀河は以前ははやぶさ101号から接続していたが、最近になって40分遅いはやぶさ103号から接続するようになった。ただはやぶさ101号でも、普段の出勤時より15分遅いので、それに乗って余裕を持たせた。
上野発7時22分のはやぶさ101号で北へ。このはやぶさは、4分前を走る「やまつば」を宇都宮で追い抜く一方、16分後を走るはやこまに一ノ関で追い抜かれる。このように通過区間で下位優等を追い抜き、各駅停車区間で上位優等に抜かれるケースは珍しい。思い当たるのは小田急の快速急行くらいだ。
仙台では、20数人を残して半分くらいが下車、乗ってきたのは数人だけだった。一ノ関でははやこま待避で4分停車、10人ほど下車した。それ以外の駅は数人ほど降りた。盛岡までの客がはやこまをチョイスしなかったのは満席だったためだろうか。札幌延伸時は増発を検討しても良さそうだが、大宮以南が限界かも。
上野から2時間20分、北上着9時42分、券売機でいわてホリデーパスを買って、北上発10時06分の盛岡行に乗り換える。10分ほど乗って花巻で下車、そしたら降りた客のうち10数人が、ホームの盛岡寄りへ向かった。その理由はSLを撮影するためだ。撮影の人だかりは発生していたが、発車直前にスキができて、走り始めた時には動画も撮影できた。こんなに人気があるというのに、引退は淋しい。
花巻の街の中を歩いてマルカンデパートへ、大食堂でソフトクリームを食べた後、花巻発12時20分の盛岡行に乗車、車内は18きっぱーなどで混んでいたが、何とか座ることができた。ワンマン運転で開かないドアに客が乗り込もうとしたためか、数分の遅延が発生していた。
盛岡発13時13分の快速リアスに乗り換え、キハ110の単行には30数人ほどの客が乗っていた。発車直前に乗ったが座ることはできた。上盛岡では、4人で下車、盛岡から数キロでバスがあるはずなのだけど。
山の中を時速50キロで走る。1時間40分乗って、陸中川井には14時53分に着いた。
陸中川井は、宮古へ向かって左側に片面ホームのある構造、盛岡寄りから横取線が長く分岐している。横取線は2面3線の頃の名残のようだが、ホームがないのでわかりにくい。木造駅舎は改修されたもの、事務室には駅員ではなく、川井タクシーの運転士がいる。駅前には小国方面への地域バスが乗り入れる。宮古市に吸収される前の川井村の玄関口なので、快速も停車する。
折り返しの列車まで時間があるので、駅から歩いて5分のところにある民俗資料館で時間をつぶした。昔の人が使った鍬や鋸がたくさん陳列してあり、大昔のドイトという感じがした。
陸中川井発16時39分の盛岡行に乗車、40人以上乗っており、席は数席しか空いてなかった。2時間前に臨時快速があったのに利用率は高い。
区界には17時33分に到着した。区界は左側に片面ホームのある構造、以前は相対式の交換駅だったが、右の線路が撤去された。駅舎は区界の自然をうつす駅舎をコンセプトに2020年12月に建て替えられたもの、窓が特徴的なつくりになっている。その中の運賃図は、松草が210円、上米内と川内が510円になっている。
区界の駅名の通り、盛岡市と宮古市の市境が近くにある駅、駅から歩いて数分のところに道の駅があるが、すでに閉まっており、周辺に人影はなかった。区界に列車が停車するのは、朝の一往復と夕方以降の一往復半だけなので、道の駅が営業中は列車が停車しない。
区界駅を18時41分に出る時には、周辺は真っ暗、1時間半以上かけて宮古へ向かった。
陸中川井発16時39分の盛岡行に乗車、40人以上乗っており、席は数席しか空いてなかった。2時間前に臨時快速があったのに利用率は高い。
区界には17時33分に到着した。区界は左側に片面ホームのある構造、以前は相対式の交換駅だったが、右の線路が撤去された。駅舎は区界の自然をうつす駅舎をコンセプトに2020年12月に建て替えられたもの、窓が特徴的なつくりになっている。その中の運賃図は、松草が210円、上米内と川内が510円になっている。
区界の駅名の通り、盛岡市と宮古市の市境が近くにある駅、駅から歩いて数分のところに道の駅があるが、すでに閉まっており、周辺に人影はなかった。区界に列車が停車するのは、朝の一往復と夕