しーさるの鉄日記

駅降り行動:指宿枕崎線と高架駅4題


お盆休みの駅降り行動3日目、今日は指宿枕崎線の喜入~指宿間を攻めていくことにした。

鹿児島中央発4時51分の指宿枕崎線で枕崎へ。鹿児島中央を出たときは暗かったが、山川で丁度日の出を迎えた。
枕崎は海側に片面ホームのある構造、94年に乗りつぶした時は大きな駅舎があったが、それがわからないくらい様変わりした。待合室は小さなものになったが、周辺は整備された。

山側片面の薩摩川尻から、日本最南端の西大山へ徒歩移動、西大山も観光地化、駅前には土産物屋ができ、観光客がクルマで立ち寄るようになった。でも列車の利用客数は少なく、最南端を返上される可能性もでてきた。枕崎と鹿児島の間ではショートカットするバスが速いからな。西大山から指宿行列車に乗って、指宿枕崎線の駅降りを開始した。

駅降りした順序は以下の通り、数字は喜入からの駅数。

6指宿-3薩摩今和泉-4宮ヶ浜-2生見-1前之浜-5二月田

前之浜は相対式、両ホームは鹿児島寄りの跨線橋で結ばれている。海側下りホームにツタが絡む待合室横に出口がある他、山側にも出口がある。

生見は島式、海側待合室とは指宿寄りの構内踏切で結ばれているが、微妙に距離がある。待合室は最近作られた簡素なものだ。

薩摩今和泉は海側駅舎の島式、駅舎とホームは指宿寄りの跨線橋で結ばれているが、駅舎から跨線橋までは50メートルぐらい離れている。駅舎は、三角屋根と時計が特徴的な洋風の造りである。

宮ヶ浜は山側片面、ホームの上に待合室駅舎があり、スロープも整備されている。海側ではないので駅名の由来となった宮ヶ浜へは遠回りすることになる。昔は栄えていたが、今はその面影はない。

二月田は山側片面、ここも駅舎は洋風で、入口上にはステンドグラスが埋め込まれている。周辺は指宿の中心で、市役所や高校、郊外型商店などがある。

指宿は海側駅舎の2面3線、通常は上下共に1番線を使用するが、折返しなどで2番線、3番線を使用する列車もある。駅前はバスも乗り入れ、温泉街らしく足湯も整備されている。

山川は枕崎寄り海側に駅舎のある相対式、両ホームは枕崎寄り構内踏切で結ばれている。ここは交換駅というより、鹿児島方面と枕崎方面の接続駅としての役割が大きい

たまて箱温泉に入浴した後、指宿からは指宿のたまてばこ利用、当日朝の予約にも関わらず、海を向いている座席の確保ができた。お馴染みの水戸岡文庫には、うらしまたろうに因んで民話や神話がおいてあった。指宿から乗った車体は白かったが、喜入で降りた車体は黒、わかってはいるけど違和感を感じる。

喜入からは普通列車で、今年の春改正で高架になった2駅へ向かった。まず谷山は、エレベーターだけでなく、上りエスカレーターも整備、島式ホーム全体と線路が一つの大きな上屋に覆われていた。周辺はまだ整備されておらず、広大な敷地に駐輪場があるだけ、駅出口の逆側はまだ仮設ホームが残っていた。

慈眼寺も島式だが上屋はホーム部分だけ、エレベーターはあるがエスカレーターはなかった。道路が斜め切るものの、谷山のような駅前広場は整備されるような感じではなかった。ここも仮設の相対式ホームと跨線橋が残っていた。

鹿児島中央からは1722の各停つばめで熊本へ移動、熊本駅到着7分前には到着の自動案内放送が流れて、車掌がそのフォローをしていた。地震の影響で、車庫の辺りから徐行するからだ。自動放送は位置を認識して流れるから、7分も前に流れてしまう。

熊本駅は、玉名方面と三角線が発車する4~6番線のみ高架ホームになった。その構造は富山を彷彿させる。

まず、3月改正で開業した西熊本へ。高架にある相対式ホームは少し狭め、階段、エレベーターはあるが、エスカレーターはなかった。コンコースから外に出るには自動ドア、駅前は整備され駐車場や交番があった。さらに道路を挟んでイオンのショッピングモールが建設中だったが、新幹線高架向こうにあるMAXバリューはどうするのだろうか。

西熊本から上熊本へ移動、上熊本は島式高架になってからそれなりに経つ、利用者が多いためかエスカレーターは上下とも整備されている。

上熊本からは熊本電鉄01系で韓々坂へ。旧銀座線の01系は、架線から集電するなど改造を受けたが、外装及び内装は東京メトロ時代と変わりなく、特にシートはモケットを含め同じバケットシートだった。明日は花火大会があるようなので、銀座線の時と同じく大量の花火客を輸送することになりそうだ。

上熊本からは大牟田乗換で鳥栖へ。20時近い帰宅時間帯のせいか、上熊本からでは座れないくらいの利用率、半数近くは玉名で降りたが、残りの半数近くは大牟田まで、博多方面に乗り継ぐと思ったら、数人を除いて大牟田で降りる客だった。大牟田は熊本の経済圏なのだろうか。

鳥栖からは、サッカー観戦客にぶち当たり、積み残されそうになったものの、新鳥栖で座ることができた。新鳥栖で降りた客は新幹線客じゃなく、パークアンドライド客ではないかと。神崎で急病人看護のため14分遅れ、佐賀でサポーターの大半が下車した。肥前山口から乗った787みどりもサポーターで窓側が埋まるくらいの利用率、佐賀まではそれくらいの利用率だったのだろうか。

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