今年も国際鉄道模型コンベンションの時期、最初は日曜日に行くつもりだったが、暑さが予想されるので金曜日に変更した。
新橋で昼食をとって、『ゆりかもめ』でビッグサイトへ。平日ダイヤなので5分間隔だが、13時台で新橋発車3分前に席が埋まる利用率だった。台場近辺で降りる割合は依然より減少し、新豊洲方面まで利用する客が増加した印象、BRT開業後は減少するのだろうか。
お盆休みの中のためか、思ったより人が出ている印象、物販している模型屋が模型コンテストより多いからな。印象に残ったジオラマを見た順番にピックアップしていく。
まず、昔の下神明近辺をイメージしたジオラマ。大井町線を青ガエル5000系が通り、その上を0系が駆け抜ける。5000系と0系という組み合わせは結構昔だと思っていたが、1970年代から国鉄末期まで見ることができた。でも品鶴線にディーゼル機関車があるのを見ると、旅客化前だと思ってしまう。こんなところを相鉄の車両を走るなんて、誰も思ってなかっただろうな。googlemapとジオラマを比較すると、ジオラマの中の建物はほとんどが建て替えられ、駅前の中華屋も2年前になくなってしまった。
レゴブロックの所は、上野駅を中心に再現、駅舎は勿論、改札及びその上の壁画『自由』まで再現していたのには度肝抜かれた。その後ろには国鉄黄金期の頃の地平ホームと列車を撮影する人形があった。その上には五重塔と国立科学博物館、その横に展示されているD51まで再現、上野動物園は、入場券売り場とパンダ、猿山、この秋に営業運転を終えるモノレールが再現されていた。上野近辺だけだなく東京タワーや田園調布駅も再現、そして先日見た『天気の子』に出てきた例のビルも。今年は例年以上に気合が入っていたような気がする。
昔の関西私鉄のHOを走らせているところは、阪神沿線だけでなく昔の東急や香港があったり。90年代初頭の野田~福島間の地下化工事を再現しているのもあった。カーブの辺りが雰囲気を出している。三江線宇都井駅のジオラマを見た後、ミニジオラマをざっと見る。琴電をイメージしたジオラマでは端っこにことちゃんの形をした山があった。
川獺鉄道の自動運転は休憩中だったが、ジオラマ自体のクオリティがすごすぎた。照明の光を調整して、近くで見ると実物に見えるようになっているのだ。寂れた中型駅ビルを持つ駅では、屋根なしの跨線橋がホームを結ぶ。相対式ホームの交換可能駅だが、ポイントが両分岐になっているというのが凝っている。片面ホームの駅では待合室から階段が降りている。木造の温泉駅舎ではガランとした中が見ることができる。
黒柳鉄道は、ケーブルカーの走る昭和の町、千本鳥居のある舟屋の町を細かいところまで表現、どのジオラマも高低差をうまく活かしており、ジオラマ自体の高さも視線に合わせている。その中で一番の傑作は遊園地、観覧車やメリーゴーランドが回り、動物園もある。
パソコン部品のゴミなどを使った電脳廃墟というジェットコースターのようなジオラマを見て、箱根登山鉄道のジオラマへ。あとは建物のストラクチャに陶器を使った作品も見た。違和感がなく、遠目で陶器の建物だとはわからない。
新製品はTOMYTECが京成3300とか。3300系は以前マイクロエースが商品化したけど、それに比べるとどうなるのだろうか。マルチ高架橋では新木場を再現、この前は青砥を再現していたような。
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