夏休みの山陰旅行最終日、今日は帰るだけになった。当初は今日数駅巡る計画だったが、一昨日の一畑電鉄の新車の兼ね合いで予定が繰り上がった。
予報では米子は雨だったが、全く降られなかった。その代わりに、2日目に乗った三江線などローカル線が運転見合わせ、昨日乗った奥出雲おろち号も運休もあった。今日以外の4日間がこんな天気だったら、スケジュールが大幅に狂っていただろう。
米子発6時過ぎの普通で南下、根雨でやくもに乗り換えた。強い雨雲がこれから行くところを通る予報もあったが、数分の遅れだけで備中高梁に着いた。備中高梁は最近橋上駅舎になり、図書館の入居する駅ビルも建ち、その1階はバスターミナルになっていた。
備中高梁からは再び普通列車に乗って、岡山手前の北長瀬で下車、北長瀬で下車したのは岡山で乗り換えると階段を使うこと、そして岡山で下車した客の席に座るためだ。乗り通しの18きっぱーが多かったが、とりあえずは座ることができた。
相生で短時間の乗り継ぎ、姫路手前の網干で始発の新快速に乗り換え、新大阪を目指す。新大阪に着いたのは正午過ぎ、コインロッカーを探すために新大阪まで行ったのだけど、空いているロッカーがなくとんだ無駄足だった。
大阪でもロッカーは空いてない。仕方なく大きい荷物を持って、阪急百貨店で開催中の鉄道模型フェスティバルを見物してきた。阪急模型フェスティバルに来たのは10年ぶり、5年前の改装後は毎年開催されているとのことだ。展示物は鉄道模型ジオラマ、阪急や嵐電の車両模型、JR東日本の新幹線のNゲージ、ブルートレインのHOゲージ、TOMIX、MICROACE、MODEMOの商品展示、運転シミュレーションゲームといった具合、狭い場所の割りにはかなり充実している。
鉄道模型ジオラマは4つある、一つはTomixで銀座松屋でも見たことあるもの。高架で交差するところには、中央線30系を置くといったアレンジもしてある。もう一つは阪急線沿線をイメージしたもの、その一部が今回の目玉である、水無瀬の新幹線並走区間である。当然ながら、子供たちには阪急電車より新幹線の方が人気ある。阪急電車をワザと遅くして、新幹線の早さにリアリティを出していた。
阪急沿線の再現は、南方の御堂筋立体交差、JRアンダーパス、大山崎のJR並走区間と来て、何故か須磨浦公園、98年まで乗り入れていたと解説があったけど、子供はもちろん、下手したら親に知らないのでは。阪神、阪急、山陽の運転サイクルが噛み合ってない頃が懐かしい。ジオラマから離れて河原町駅の模型があった。最近は地下駅の模型化も流行っているからな。
ブルートレインのHOゲージは、客室内も作り込まれ室内灯も点いている本格的なもの。サンライズの室内灯も独特な色を再現しており、夜明け前に西出雲で見たのを思い出した。去年10月に京都鉄道博物館の特別展で見たのと同じものなのだろうか。あの時は急いでいたからな。
会場の外には物販コーナーも。中には阪急梅田駅のジオラマも。8面9線で高い場合は、京都線、宝塚線、神戸線を個々で売ってくれるそうだ。これで発車メロディを流せば、部屋で阪急梅田駅を再現できる。
梅田で地下鉄のフリーきっぷを買って、御堂筋線で本町へ。一か八かでコインロッカーを探したら、改札近くにがら空きのコインロッカーがあった。今後は大阪以外の地下鉄駅を探した無難だな。
中央線に乗ってコスモスクエアへ。沿線には海遊館やレゴランドがあるので子供連れで賑わう。コスモスクエアからはニュートラムでトレードセンターへ。乗ったのは新車の200系、車内内装にピンクや緑を使い、思ったより派手な印象、扉上LCDの他、車端部に大きいLCDがあった。今は駅を大きく表示しているけど、将来的にはデジタルアドを導入するつもりなのだろうか。トレードセンターでは、ニュートラムの200系を撮影することにした。ついでに100A系も撮影することに。100A系が中々来ないから、200系をオレンジ、レッド、ブルー、ピンクと撮影してしまった。中央線に戻って堺筋本町へ、そこで堺筋線の66系更新車を撮影した。
動物園前から新今宮まで歩いてJRで天王寺へ。地下鉄のフリーきっぷと18きっぷを持っているのは大きい。天王寺でパンダくろしおを撮影したあと、4時近い遅めの昼食、天王寺駅の駅そば屋でカレー牛肉どんを食べた。汁が思った以上に多目だった。そば屋を出ると、阪和線ホームに205系が停車していた。225系で置き換えたら、他の線区に行くのだろうか。
新今宮で551の肉まんを購入、南海の泉北ライナーの新車で難波へ向かった。お盆期間の6時台の上りだが、利用客数は15人ぐらいいた。難波からは御堂筋線で本町のコインロッカーに寄りながら新大阪へ。さらにお土産を買って、新幹線で帰った。
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