秩父鉄道の2021年3月13日ダイヤ改正、次に土休日の羽生~熊谷間を見てみる。
計画運休ダイヤでは以下の普通6.5往復、急行3往復を運休させていた。
羽生発
631、816急、930急、1234、1312、1425、1730急、1850、2053
熊谷発
603、732急、902急、1200、1241、1345、1628急、1810、2019、2315(東行田止)
このことで、12時前後に最大54分前後のタイムラグが発生しているが、平日ほどではない。
羽生発では、まず7時41分発の廃止し、8時07分発を7時59分に繰り上げる。9時11分発は9時33分に繰り下げ、廃止となった急行を踏襲させる。代わりに10時20分発を増発して30分間隔だった10時台は20分以下の間隔となる。
11時03分発を廃止、11時33分発を21分に繰り上げるが42分のタイムラグができる。53分のライムラグをなくすために、12時50分発は40分発に、13時35分発は11分発に繰り上げる。
夕方は平日同様時刻の繰り下げ、18時25分、18時57分は9分ずつ繰り下げ、19時16分は19時30分に、19時50分は20時05分に繰り下げとなる。平日と違って、りょうもうからの接続は考慮されてない。
唯一の増発は羽生発21時03分で、改正前の62分のタイムラグは消滅する。平日同様、22時36分は49分に繰り下げ、23時04分と平日より7分早い最終も23分繰り下げの23時27分と平日と同じになる。
熊谷発では、まず6時00分の列車を復活させて47分のタイムラグを埋めている。その代わり35分発の運転を取りやめ、57分発を46分発に繰り上げている。8時台は01、17、41と20分前後の間隔だったのを1本削減して、28、59と30分前後の間隔に変更、9時代、10時代は2本ずつで変わらないが、9時20分発は27分に繰り下げ、それ以外が10分前後繰り上げている。
12時22分発は12時03分発に、13時00分発は12時35分発に繰り上げ、前後との運転間隔は改正前54-38-16となっていたのが、37-32-41と平準化される。14時10分発も14時00分発に繰り上げ、54分のライムラグを44分に短縮する。
夕方は、18時22分発を復活させて、35分発を44分に繰り下げる。その後の2本も10分程度の繰り下げ、19時59分発は20時20分に大きく繰り下げる。
夜間は21時21分を39分発に、21時52分発を22時15分発と、20分前後の繰り下げ、22時30分と平日より10分早い最終も23時00分と30分も繰り下げ、平日と同じ時刻になる。ただし、東行田行最終は運休から廃止となったので、東行田までは15分の繰り上げとなる。
羽生~熊谷間の普通列車の本数は、39往復から計画運休ダイヤで33往復に削減された。改正後もその本数はキープされたが、運転間隔が平準化され、50分以上開いている箇所は40分ほどとなった。
2004年10月に、羽生駅の橋上駅舎化と同時に行われた急行の羽生乗り入れだったが、2018年改正で平日は消滅、2020年の計画運休ダイヤで土休日も運休となり、今回の改正で正式に廃止となった。館林、久喜から秩父への観光需要があればよかったのだけど、料金要のことから利用が芳しくなかったのだろう。羽生発着から熊谷発着に変更となった急行と、熊谷~羽生間の普通の接続は悪く、接続時間は下り34分、26分、上りは19分、15分となっている。島式の熊谷駅で縦列停車できるようになれば、熊谷でのやり繰りが楽になるのだけど。
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