京急の時刻表で今週末の改正ダイヤが明らかになったので、気になるスジをチェックしてみた。
★モーニングウィング1号
三浦海岸を661H特急の5分後に出発、横須賀中央だけに停車して、金沢文庫では661Hの3分後まで接近する。だが、上大岡までは10分かけて走行、661Hからは6分離され、後続の663Hから2分差先行すようになる。その後、京急鶴見まで先行、川崎で625レを単独追い抜きして、平和島では661Hの2分差に、鮫洲では521レを追い抜かないので、品川には661Hと5分差になる。
3号や夕方のウィングと違って、同じ列車と束にならないのが面白い。
★モーニングウィング3号
三浦海岸を721Cの5分後に出発、721C特急は久里浜で809レ普通に接続、さらに809レ普通は堀ノ内で819B化け特に接続する。809レは逸見で追い越されずに、金沢文庫まで先行するので、通過駅からも利用できるようになっている。その後は、泉岳寺まで783H特急の数分前を先行、同じ普通列車を追い抜きながら走る。
なお、783Hは京成線内アクセス特急になるので、モーニングウィング3号が接続した963Kを押上で追い抜く。783Hも963Kも都営線内各駅停車なのに。
★夕方下りの待避パターン変更
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平日夕方の品川発下りにおいて、普通と快特の間に急行を移動した。その結果、快特が川崎でも普通を追い抜くようになり、1~2分の時間短縮となった。
ここ数年、毎年のようにパターンが変更されている夕ラッシュ時ダイヤ、去年の改正では、急行の快特退避駅が川崎から神奈川新町に変更、それに伴い普通の急行待避駅が生麦から川崎に変更となった。
今回の改正では蒲田以北も大きく変更、急行は立会川で、特急が平和島で普通に接続する事になった。急行が立会川で普通に接続することで、都営線から大森海岸までの所要時間は4分の時間短縮となった。でも、品川で急行から始発普通に乗り換えられる現状の方がいいか。
普通は蒲田で羽田からの急行に接続、平和島から上大岡までは特急直通だけでなくこの乗り継ぎも使えるようになる。上大岡以南は川崎で快特に乗り換え方がいいのだけど。
生麦での急行待避は復活、でも神奈川新町でも特急に追い抜かれるから、メリットは八丁畷、鶴見市場から神奈川新町~上大岡間の急行停車駅への利便性が向上したくらいか。
★深夜のエアポート急行
品川2318発の羽田行は、特急の5分前に新設して、混雑を緩和させるようだ。それより20分近く開く普通をどうにかした方がいいと思うのだけど。
一方、羽田2335の金沢文庫行は品川2334の普通から接続、品川2332の特急で座れなかった場合の穴場的列車だ。終点の金沢文庫まで後続の特急より先行する市。