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しーさるの鉄日記

春日部新駅舎とSL大樹とSLふたら


今日は、『SLふたら』の運転日なので鬼怒川方面へ出かけることにした。『SLふたら』は、普段は運転されてないが、今日は運転されること、それに充当されている蒸気機関車が撮影したことのない2両だったためだ。

まず、区間準急南栗橋行に乗って移動、北千住で5分後の急行を待つ人の少なさから、中距離への需要の低さを実感する。西新井で半分以上が下車した。せんげん台着8時56分、リバティの後に来た東急2020系運用の急行に乗り換える。

春日部着9時06分、今月4日から供用開始となった東口の仮駅舎を巡ることにした。仮駅舎は既存の東口の北側に新設、東武動物公園寄りの跨線橋と新設の通路を介してつながている。この新設の通路の下に上り本線、駅舎の下の旧駅舎跡地に上りホームと上り副本線が設置されることになる。1階が改札口、駅事務室、定期券販売所、2階はトイレしかないためか、コンコース部分が広く感じられる。1階、2階を結ぶ階段、エスカレーターは、スペースの兼ね合いなのか途中で折れ曲がっている。エスカレーターは昇りだけなので、駅舎と上りホームが新設通路でつながっている現状では客は滞留しないと思われる。旧駅舎は仮囲いで囲まれ、これから解体工事に入る。




春日部発9時19発のメトロ08系急行に乗って、東武動物公園には9時23分に到着した。東武動物公園駅の西口駅前広場は荒地に囲まれていたが、ここ最近になって東武ストア、無印良品といった商店や駐車場が整備されるようになった。駅西側は昔は杉戸工場だったが、2004年に閉鎖、その跡地を活かして商店と公園を整備した。

東武動物公園からは東武の株主優待券を使うことになる。昨日、北千住の金券屋で買って850円、東武動物公園から下今市までは985円だから、135円だけ安くなる。東武動物公園発9時41分の区間準急に乗って、南栗橋には9時53分に到着した。13分後の区間準急でも乗り継げるけど、南栗橋以北は本数が少なくなるので、念のために余裕を持たせた。

南栗橋発10時07分の普通東武日光行は、入線直後はガラガラだったが、区間準急の接続を受けて、一番後ろにで座席の6割くらい埋まる利用率となった。この時間帯は約30分毎、7時台、8時台に比べると本数が少ない。栗橋で1割が降りるがそれを上回る客が乗ってきて7割以上が埋まった。板倉東洋大前で1割近くで下車、待避で4分停車のはずが、リバティ2分遅延で6分停車になった。そのあと大きな動きがなかったが栃木で1割が降りた代わりにそれ以上乗ってきて立ち客が何人か出てくる。

新栃木で4割下車して、座席の6割が埋まる利用率に、宇都宮線への乗り換え客は少なく、ほとんどが下車客だった。新鹿沼では10分停車、金色の日光詣と緩急接続するが、乗り換え客はいなかった。8分差なら下今市まで逃げ切れるような気がするけど、下今市に余裕がないから新鹿沼で調節しているのだろう。

下今市着11時49分、11時53分の『SLふたら71号』が2番線から東武日光へ向かおうとしているところに、11時51分着の『SL大樹2号』が鬼怒川線から4番線に入線する。1番線側からは、蒸気機関車が停車中に、別の蒸気機関車が入線するという珍しい光景を見ることができた。今日の『SLふたら』はC11-325が牽引、後ろに青に金帯のDE10-1109が連結されている。
DE10-1109が連結されているのは、東武日光にSLの機関車を付け替える設備がないため、東武日光→下今市間において先頭を牽引するためだ。そのため、『SLふたら』が運休となる土日はDL大樹の牽引以外、DLが運用されることはあまりない。2019年春に、SL大樹に乗った時はDE10-1099が補機として連結されていたけど。


12時10分からSLの転車があるというので、SL展示館を見ながら、転車台広場へ。12時05分に編成ごと側線に入った『SL大樹2号』の回送からC11-123だけ切り離し、C11-123はスイッチバックして後ろから転車台に入る。転車台では反時計回りに240度ほど回転、12時13分に機関庫の3番線に入線していった。

当初予定では13時01分発の『SLふたら72号』に乗るつもりだったが、座席は満席、そのうえ帰りに乗る予定のリバティ会津も満席だった。ただ、リバティ会津の予約状況は少し古かったので、イチかバチかで券売機購入したら普通に入手することができた。駅から歩いて10分のところにある道の駅日光でお土産を買った後、再び下今市駅へ。珍しく窓口に誰も並んでなかったので、日光・鬼怒川エリア鉄道乗り放題きっぷを購入した。値段は500円で、鬼怒川温泉までの往復より2円だけ安い。帰りは株主優待券なので、元が取れるわけではないが、記念用にとりあえず買っておいた。

下今市発12時51分の普通新藤原行に乗車、始発だが席はあっという間に埋まった。浅草方面からだと7分前の『リバティ会津』にそのまま乗るから、9分前に到着した東武日光発普通からの乗り換え客が多いのだろう。野岩鉄道非接続の普通ですら、この利用率だから、これを『リバティ会津』の利用客と隔離したのは正解だった。ただ、東武日光から野岩鉄道への客については、特急料金を課金する必要がでてきた。普通新藤原行の出発直前に、DLを先頭にした『SLふたら72号』が入線したが、ホームが別だったため気付かなかった。

13時11分、東武ワールドスクウェア到着、乗っていた客の半分くらいが降りた。20分ほど待って『SLふたら72号』が入線するところを撮影、待っている間は駅の外にいたからフリーきっぷを買ったのは正解だった。そのあと、昼食をとって、仁王尊プラザのライン下りの舟を再利用した温泉に入った。思ったより温度は低く、少しぬめりのある泉質、少し入っただけなのにそれなりに温まった。

東武ワールドスクウェア発14時51分の新藤原行に乗車、こちらもそれなりに利用率は高く、空席は少しで立ち客もある程度出ていた。8分後には鬼怒川公園に到着、駅の裏の公園にある岩風呂に入浴した。

鬼怒川公園発15時57分の『リバティ会津6号』浅草行は駅舎から階段を渡った3番線発、下り普通と交換するためで、それ以外の上り『リバティ会津』は駅舎側の2番線発着となる。指定された席へ向かうと他の人が寝ていた。下今市辺りまで放置しようかと思っていたら、鬼怒川温泉で降りた。後で調べたら、会津田島から鬼怒川温泉までは料金不要の全席自由席とのことだ。そう考えると、空いている席に適当に座った方が正解だったかもしれない。下今市では10分停車、後ろに『リバティけごん』を連結する。

北千住には18時05分に到着した。乗っていた『リバティ会津6号』の遅延は、普通浅草行での3分遅延という車内放送で知った。

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