冬本番ですね。
コロナの感染者数も少なくなり、外出することも多くなって来ました。でも、また変異株出現です。年末年始に向かい人との接触を今一度注意し、不必要外出も控えなければいけませんね。おうちでは、テレビを見たり、本を読んだり、掃除洗濯したり、ストレッチをしたりとちょっとマンネリ化しているので、ミニラーメン携帯箱をDIY!
たまに買う無印良品ミニラーメン。要するにチキンラーメン。マグカップで作れます。
小腹が空いた時に便利だし、登山や里山ハイキングにもって行くとお汁代わりに重宝しますね。でも、ザックに丁寧に入れても、かなりボロボロになるので、取り扱いがいまいち厄介です。
まず、段ボールで2個がすっぽり入るように。
澱粉のりを少し薄めて、ちぎった和紙を適当に貼っていきます。和紙は書道の練習和紙です。
ここでちょっとお勉強。
段ボールなどに和紙を貼って作った箱のことを五感張りって言うんだって!
かごやザルなどに和紙を貼って、柿渋を塗ったものが一閑張り(一貫張り)って言うんだって!柿渋を塗り重ねることによって一貫目の重さまで耐えうるとか。昔の人の知恵は凄いね。
- 一貫(かん)=一〇〇〇匁(もんめ)
- 匁以下、微量は十進法:一匁=一〇分(ぶ)、一分=一〇厘(りん)、一厘=一〇毛(もう)
一貫=3.75kg
メロン二玉くらいの重さ。
一匁=3.75g
現在使われている五円玉は3.75g、すなわち一匁で作られています。
なるほどなるほど。
まず、外側だけ貼って十分乾燥させます。
次に内側を貼って、また十分に乾燥させます。
その次に、強度アップための深めの蓋を加工して、同じように和紙を貼っていきます。
十分に乾燥させたら、アクリル絵の具を、全面に塗っていきます。柿渋は高価なので、ちょっと買えない!
十分に乾燥させたら、
最後に水溶性つやだしアクリルニスを全面に塗ります。
このアクリルニスは、紙や木材に筆ででそのまま塗れてDIYにとっても重宝しています。おすすめです。
十分に乾燥させたら完成です。
ちぎった和紙を貼り、アクリル絵の具とアクリルニスを塗っての三層なので、それなりの強度もあります。
練習和紙もたくさんの残っているので、いろんな箱が作れそうです