映画の紹介はたくさんしたいのですが,レビューが苦手なため躊躇している者です。
今回紹介するのは「ドラゴン」・・・・・
〇〇ドラゴンとか,ドラゴン〇〇と名のつく映画はたくさんありますが,ただのドラゴンです。
遥か昔、ロシアの辺境を舞台にドラゴンと乙女の恋を描いたダークファンタジー。
映像が非常に美しく幻想的で、衣装や小道具、音楽など徹底しており全体的に暗めだが、
その色使いがまたストーリーにとても合っている。
ドラゴンを身の内に抱える青年と本能に抗えず攫ってしまった少女の触れ合いが、繊細
に描かれ徐々に心が寄り添い合っていく様子が描かれている。この2人に比べ、結婚相手
となる英雄の子孫の方が打算的に見え、将来的に考えても異形ではあるが、ドラゴンの
青年と一生を共にした方が幸せになれるだろうとすぐに分かる。
ある意味、王道のストーリーではあるが、それに余りある映像と違和感のないストーリ
ー展開、衣装や音楽、色使いの全てが総合的に一致し、素敵な恋物語になっている。
(女性 40代)
・・・・・・だそうです。いや,そのとおりなのです。
映画 『DRAGON ドラゴン』