「もしもし,〇〇ですが」(彼女の父親が電話に出てしまった)
この時間に電話くれれば必ず私がとるからと約束済みだったのに
「あっ,も・もしもし,〇〇さんのお宅ですか」
「△△と申しますが,〇〇(彼女の名前)さんはいらっしゃいますか」
「どちらの△△さんですか」
「同級生の△△です」
「どんなご用件ですか」
「すみません。ちょっと連絡したいことがあって電話しました」
「お待ちください」
・・・・・・・
「もしもし,△△くん?どうしたの?」(あくまでも友人風に彼女)
電話口から娘が父親をけむたがる会話が聞こえる
(ちょっと,あっち行ってよ!友達だよ友達)
私は,明日の待ち合わせ時間と場所を確認する。
彼女は「あ~,あれは私じゃないよ,
(女の名前だったり・男の名前だったり)が持ってるよ)
全く別の会話をしながら内容を確認している。
たぶん,お父さんは近くで耳をダンボにして聞いているんでしょうね。
「んじゃ,明日」
「うん,じゃぁね,みんなによろしく」
携帯どころかポケベルさえない時代,若き爺さん・婆さん達は
こうやって青春時代を過ごしてきたのだよ。
・・・そうですよね!?
・・・えっ,違う!?