『京都大火編』からの続き
福山雅治はカッコいいし
殺陣もできるけど、チガウんだ。
お、お師匠は…
↑私の心情の続き
漫画、アニメの比古清十郎は超人だったが、映画ではとても人間臭いお師匠になっていた。
当たり前と言えばそうなんだけど、
三作通して極力 漫画っぽさを無くしている。
剣心の「殺さず」の誓い 逆刃刀、
薫の “人を生かす剣術”神谷活心流、
映画は 原作の『るろ剣』のテーマの真髄『生き死に』の『生』に絞り込んだんだのですかね。
四乃森蒼紫が今更出てきたのを疑問に感じていたが、
『生』の意味を更に深くする為に、蒼紫をこのタイミングで出してきたんだと思う。
そう考えたら三作のエピソード一貫して そこに絞りこんでるな…と今頃 思った。
なので志々雄側は、悪人は悪として扱われてた。
方治が「ヒャーハハハ!」みたいな感じで(北斗の拳の悪者!?)ちょっぴりキャラ違くね?
原作だと悲痛な経緯を持つ人ばかりだが、そこまで掘り下げると色々ブレそうで、時間もないし?
安慈に到っては、左之助のコチョコチョ攻撃他 お笑いに付き合わされてました。
基本 左之助は厨房とかで闘ってる。
『ダイナマイト刑事』かオマエは。みたいな
(※その辺にある物を何でも武器にして闘うゲーム)
斎藤の『牙突』が変わってました。
一作目では
「と…、跳んでる!?
いや、飛んでる!! Σ(-∀-;)」
弧を描いて飛んでいたのが
今回ちゃんと直進になっていた。
修正には善意と熱意を感じます。江口さん随分しぼってましたね。
最後の闘いで、皆で志々雄に挑んだのには違和感が💦
皆キャラ立ちしてるから
一対一でやって、最後に剣心で いいのに。
一斉攻撃は変だったな💧
激動の明治維新に携わった男達が今またここに…!って事?
イヤ、喧嘩屋左之助はあんま関係ないぞ(笑)
蒼紫は一体どうやって戦艦まで行ったんだろう? まさが水遁の術で…
加勢に来た理由が「緋村は俺が倒す」て、すごいツンデレだ。
決着がついて戦艦爆発で沈んで
志々雄側は全滅したって事かな。
ラストは剣心が薫にプロポーズ(?)で
おわた…。(;・∀・)
ラストは原作のがかっこいい。
でもあれだと剣心の影が薄くなっちゃうね
神木隆之介君と土屋太鳳ちゃんは
凄く印象的だったな~。
今作も健くんを始め出演者のアクションが素晴らしかった。
都合のいい展開があっても良いところが多いので流せます。
まー凄く思い入れの深い原作ファンだったら そう思えないかもしれないけど…。
テーマを汲み取って上手くまとまったアクション映画として私の心に刻まれたでござるよ。
長くても飽きずに見られる映画でした。