第11回も・の・が・た・り展、
だいだいだいだい大盛況で終了しました!
2/14(木)~2/17(日)の4日間で
330人ほどの皆さまにご来場いただきました。
数字的なことを言うと、
過去最高の来場者数です。
本当にありがとうございました!
子どもたちやご出展いただいた皆様の作品のエネルギーはもちろんのこと
ご来場いただいた皆様のエネルギーもあって
この「も・の・が・た・り展」というのは
より素敵になっていくんだなと感じました。
人が楽しんでいると
作品たちもさらにイキイキと輝きだすのでしょう。
そんなことを感じたのは、こんな子どもたちの様子を見たからなんですが。。。
↓↓↓
土曜日に近所の子どもたち数人が
「どろぼうとけいさつ」をしながら(知ってます?いわゆる”ドロケイ”です)
も展会場に入ってきて、会場内を駆け回り
「ここ楽しい!また来るかも!」
と何度も何度も出たり入ったりしていました。
土曜日は、ちょうど、昨年ファシリテーターコースを卒業したての
アートセラピストたちのデビューセッションの日。
そんな彼女たちのわくわくもいっぱい子どもたちに伝わっていたのでしょうね。
子どもたちはセッションに加わるわけではないけれど
も展会場を遊び場にし、転げまわっては、また外へ駆け出していく。
受付のJさんも彼らを楽しそうに受容していました。
セッションも終わり、片づけも終わり、会場の人がまばらになった頃、
どろけいBoysは5たび?6たび?戻ってきました。
すると「あれ~?だれもいないじゃん。」と急にしゅんとして
さーっと帰ってしまったのでした。そして、もう戻ってこなかった・・・
この場所に作品はかわらずあるんですもの。
作品があって、人がいて、そこから生まれるエネルギーを
素直にキャッチしていたんだろうな~。
そして、、、も展であったある出来事を、
親バカならぬ、セラピストバカを承知でこの場でシェアを・・・
日曜日に自分のクラスの子たちと
も展のセッションに参加。
日曜日のセッションでは
「会場の中で、自分が一番好きだなって思う作品の前に行く。」
という教示がありました。
ビッグマウンテンっこはどこへ行くのかな?と
会場を見ていると
自分の作品の前で何やらママと怒ったように話しているNくん。
「どうしたのかな?」と様子を見に行くと
「いっぱい作品があるけど、自分のが一番よかったんだ!」
って、それでどうしたらいいかわからなくなって興奮しているみたい。
「自分のが一番なら、それでいいんだよ!」
とお母さんと一緒に彼に伝えて。
そんなやりとりをしながら
「そんな君に感動するよ。」
と私もじーんとしてしまった。
なんだか涙が出そうだったので、
その場を離れたら、目の前にはパートナーのちょもちゃん。
彼女もうるんだ目。
「どうしたの?」と聞くと。
「いまさ、Jくんが『いーっぱいあるけど、自分のが一番いいんだ!!』って言ってて
かわいいなと思ったら、うるっときちゃって。」
「Jくんも?いま、Nくんもまったく同じこと言ってたよ!」
「うわ~!みんな素敵だね~!」
教室をやっていて
こんなに嬉しいことはない!って瞬間でした。
あとで、聞いた話だと、Rくんも「ぼくのが一番かっこいいや!」って言っていたそうで。
なんだよ~。自分が作ったのが一番いい!なんて!
自分の人生が幸せになる心持ちで、もう生きてるじゃないか~!!!
大人になると、ついつい、自分のが人と比べてどう、とか、
正解はどう、とか、そういう視点で、
自分を幸せじゃなくしてしまうこともあるんだけど。。。
彼らの言葉は
自分への信頼につながる感じで、気持ちがよかったんです。
じつは、この3人「今日は自分の作品持って帰れるんだよね!」って
朝からそのことを楽しみにやってきたと、それぞれのお母さんから聞いてました。
持って帰る時の嬉しそうなこと!
3Boys、保育園も年齢もばらばらなのに、、、
同じこと感じていたんだね。
今回のも展のテーマが「にょっき」=自分のイチオシアート
まさに、にょきた姿を見た瞬間でした。
そして、そんな瞬間を作りだした、も展。
そんなも展に関われて
私は誇らしい気持ちです。
みなさま、また来年!
本部スタッフ・のりんこ
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