井田淳一 先生
1940 昭和40年 甘楽町小幡に農家の長男として生まれる。
1956 昭和31年 当時の中学の美術教師 根岸求と出あいがその後の進路を大きく変える。
絵が好きだった井田が、教具置き場に飾ってあった根岸氏の油絵を通る
たびに見ていたのに気付き、ある日井田にとって初めての油絵具一式を
手渡す。高校進学の時には、農家を継がせようとする井田の父親を繰り
返し説得、とうとう納得させる。その時、うれしそうな顔をして『オレ
を抜くようになれよ』と言った言葉が忘れられないという
1959 昭和34年 富岡高校卒業
1963 昭和38年 群馬大学美術科卒業
1966 昭和41年 ~ 1974 渋川高校教諭
以後 前橋高校教諭、高崎高校教諭
1995 平成7年 肝臓がんで入院 55才
1998 平成10年 1月9日 群馬県で40年ぶりの大雪の日他界 (享年57才)
年表より
教鞭をとる傍ら、
美術室に陣取り、創作活動をすると供に、通ってくる生徒にコーヒーを振舞い
いろいろな話をされたとのこと。
今回の展示は、美術界で活躍する先生の教え子達の展示会であった。
絶筆