弟子入り？的な

山さん、コメントありがとうございます
次回335の登場はいつでしょうね？楽しみにしています

さて、5年ちょっと前から神代杉のテーブルを使ってますが
木へんに反ると書いて板ですので
ちょっと反って来たのと
杉って柔らかいし脆いので
表面の傷やひび割れなどが目立ってきたので
修復することにしました

実家に持っていって
父上様のご指導の下
作業開始です

表面を厚いところで5mmほど

ルータを使って削ります
（先がドリル状になっていて1cm幅くらいずつ削っていきます）
この時に地面に水平になるように水準器的なものを用いて調整

ギターのネックと同じで
順反り・逆反りだけじゃなくちょっと捻りもあって

削っていくと削り残しからプロペラ状になっていることが分かる的な
（これも全部削ると板が薄くなっちゃうのでここまで！的な）

この削り残しとルータの段差的なのをなくすように

サンダで平らにしていきます
ここが最も重要らしくて
「まだ任せられない」って事でした

それから番手がもう少し細かいサンダで

表面の傷などを綺麗にしていきます
これも木目に合わせてやらないと
余分な傷を作ってしまいますね

最後は

仕上げサンダで磨き上げます
傷がなくなり艶が出てくるのが分かるので
ちょっと楽しい作業です

Makitaのサンダって削る面から削った粉的なのを吸い上げるようになっていて
作業者に優しい作りになっていて
なかなかの優れものです

で、磨き上げると

色がちょっと抜けて
神代杉からただの杉っぽくなっていたのが
復活しました

最終的に

オイルを塗って仕上げました
（修復前の写真がないのでダメですね）
一枚板はこうしてリペアができるのが良いところですね

ケヤキなどは硬くて大変みたいですが
杉は柔らかいので作業は楽でした
けど作業環境は決して良くないので（完全に腰がやられるやつです）
もう修復しなくていいように大事に使わないとね

色んな器械がありますが
使い方が分からなかったりなので
たまにはまた帰って教えて貰わないといけませんね
ま、テーブル作るつもりはないけど
ギターも作れそうやわ