五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

シングル・ベル

2005年12月21日 | 雑記
今夜も結局、ろくに眠れないまま夜を明かしてしまった。

今週末は、クリスマスか・・・。
いつもお世話になっている、山崎竜多さんと新堂可絵さんのブログを読んで気が付いた(いずれリンクさせていただきたいと思っています)。

うちは別にツリーを飾るわけでもなく、ケーキを買うわけでもなく、三十路には一緒に過ごす恋人や友人がいるわけでもないので、あまり関係のないイベントである。

以前は、街でいちゃいちゃカップルを見ては不快になっていた三十路だが、今年は少し違う。あまり敏感に反応しなくなった。
「恋人云々よりも、今のお前にはもっとやるべき事があるだろう?」という反語が、反語にとどまらず現実的になって来たという事でもある。

それは、三十路にも憧れている女性がいないわけでもない。ただその人をどうしようとか、積極的になれないだけなのだ。
はっきり言って、これ以上女性のために苦しんだり、悲しんだりすることは願い下げにしたい、それだけである。

今年は夏のコミケやオフ会に参加することが出来たし、13年ぶりに恩師と再会することも出来た。唯一悲しかったのは、小学校時代の恩師を亡くしたことである。
そうした出来事を通じて、三十路は素晴らしい人々に囲まれていると言う事がわかった。先に挙げた山崎さんや新堂さんをはじめ、三十路の事を心配してくださっている方々が多くいることも知った。
山形で暮らしている兄夫婦も、三十路の事を案じてくれている。無論、一緒に暮らしている家族も。
自分は恵まれているなあ・・・と、つくづく思う。

しかし、人生は何が起きるかわからない。もしかしたら1年後には、この世の人間ではなくなっているかもしれない。だからこそ、思う。いつかはわからないが、三十路が死を迎えるまでの間、せめて三十路らしい人生を、出来るだけ楽しく、笑顔で過ごしたいと切に願うのである。