五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

「ジュエルペット サンシャイン」 SHOW MEでイェイッ!

2011年07月09日 | ジュエルペット、プリパラ、ミュークルドリーミー
体調不良ながら、今週も見てしまった「ジュエルペットサンシャイン」。

内容がお子様向けに戻った…?
私が見始める前は、ブッ飛んだ内容が売りの番組だったらしいのですが、
ここ一ヵ月くらいは非常におとなしい。
これならお子様に見せても大丈夫かと。

調べてみると、前作「てぃんくる」のファンには不評だったりもしたようですから。
「子どもががっかりしている」
みたいな事を言われたら、スタッフ様も考え直さねばならぬというところか。

とはいえ、完全に女児向けに移行したわけではなく、一緒に見ているであろう
保護者様も楽しめる内容にしようという工夫も見られます。
今週、お祭りの場面で流れた「SHOW ME」という歌は、保護者様には懐かしい歌でしょう。
(保護者じゃないけど、私も懐かしかった)

主役はあくまでルビーをはじめとしたジュエルペットたち。
お子様視点をそこに置いて、言い方は悪いですが「敵」として大人である花音様たち人間を置く。
花音様たちが高校3年生という、お子様から見て「大人」なのにもちゃんと意味があるのですね。
(ジュエルペットたちはどう見ても小学生以下に描かれてる)

そしてそれに応えるように、花音様がルビーに意地悪する。喧嘩もする。
ルビーも負けじと反撃する。
お子様があまり感情移入せず、かつ「敵」にしすぎないように花音様たちを描くのは大変でしょう。
舵を切るスタッフ様の苦労は、計り知れない。
真砂くんが(けっこうマジで)ガーネットに惚れてるとか、あり得ない描写にも見てとれる。

とまあ、難しい事は抜きにして、見て笑って楽しめればそれで良いのです。
個人的に非常に印象に残ったのは、前半の終わり、御影くんとルビーが仲良くしてるところを
憎しみでもない、羨望でもない、不思議な表情で盗み見ていた花音様。
次の話に何か繋がるのかと思いきや、投げっぱなし。
私の感性が鈍いのかもしれませんが、あれは何だったのだろう…。