五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

馬越嘉彦 東映アニメーションワークス 感想

2011年07月20日 | ハートキャッチプリキュア!
予約して楽しみに待っていた、馬越嘉彦さんの画集が届きました。

一迅社刊 「馬越嘉彦東映アニメーションワークス」

で、でかっ。
「大型本」ということでしたが、230×300ミリという、ちょっとした写真のアルバム並み。
上質紙が200ページ超ということで、ずっしりと重く厚みがあります。

内容は、
@ハートキャッチプリキュア!
@おジャ魔女どれみ
@マリー&ガリー
の3作品。

割合からいうと、「ハートキャッチ」と「どれみ」が半々で全体を占めています。
「マリー&ガリー」は少ないです。
日曜朝に優しい本かも(?)


まさか中身を写すわけにはいかないので、せめて表紙を。
(表紙は通販ページでも公開されてるし)

  

どうしても、裏表紙にある瀬川おんぷに目が行きます。
あと、飛鳥ももこが背表紙に来てしまっているのはちょいと残念。。

本文は、CD・DVDジャケット、カレンダー、ポスター、雑誌・新聞に載った絵等、
ほぼ今までに公開された絵の集大成といった感じ。
(あ~、キュアマリンの等身大タペストリー欲しいなぁ…)
私はあまり情報を持っていないので、初見のイラストもあったりして美味しいです。
「おジャ魔女どれみ」の初期設定ラフスケッチも、非常に興味深いです。

設定画も充実。
主要キャラクターに付けられた馬越さんのコメントや、作品に関するインタビューが興味深い。
「つぼみ」は「はづき」、「えりか」は「どれみ(とあいこ?)」を意識したとか。
なるほど、納得です。
「つぼみ・えりか」は「おジャ魔女どれみ」の流れのキャラで、「いつき・ゆり」は
別系統…とか。前者はモロに「どれみ顔」だし、なるほどぉ。
{ピーーッ}博士は、はじめ{ピーーッ}ではなかったという衝撃情報もアリ。
現場はいつも臨機応変だったのね。。

「マリー&ガリー」のノリカの髪型が、えりかと一緒で云々、面白い話もあって3作品のファンなら
思わずニヤニヤ。

ただ、「プリキュアファンだけど、どれみはちょっと…」またはその逆に
「どれみファンだけどプリキュアは…」という方には、絶対お勧めとも言えないところがあります。
(マリー&ガリーについては、気になるほど載ってません)
私は3つとも大好きなので、何も問題はありませんが。

2,476円+税というのが安いのか高いのかはわかりませんが、記念のアルバムとして
買ってみるのも良いかと思います。