五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

スイートプリキュア♪ 第42話 「ピコンピコン!狙われたキュアモジューレニャ!」

2011年12月11日 | スイートプリキュア♪
お調子者というキャラづけを急遽されたファリーのせいで、音符を全てマイナーさんに
奪われてしまいました。
意気消沈するプリキュアさん。
しかし、アフロディテ様は余裕です。
プリキュアさんのキュアモジューレに入っているト音記号が無ければ、不幸のメロディは
完成しないのだそうで。

  

アフロディテ様:
  「オホホホ」
  「敵を欺くには味方からというじゃない?」
強かな女です。
それにしてもメフィスト様は、女房の後ろで何を情けない顔しているんでしょうか。


一方のマイナーさん。

  

不幸のメロディが完成したら、もう自分たちは用済みなのでは…。
高まるファルセット上司への不信感。
「キュアモジューレを奪ってこい」と言われたけど、どうしよう。。
不信感が、バスドラさんとバリトンさんを、間抜けな作戦に駈り立てる。

  

アコさん:「落とし穴に落として、キュアモジューレを奪う作戦?」
完全に見抜かれてる。小学生に簡単に見抜かれる作戦を立てた二人っていったい…。

バリトンさんの作戦は、音吉人質作戦。

  

アコさん:「おじいちゃんを人質に取って、キュアモジューレを奪う作戦?」
また見抜きやがりました。こいつエスパーか?!ってことはネーヨ!

出来の悪い部下というか、不信感を抱いてる部下には任せられません。
ファルセット様直々にご出陣。

  

出来る男、ファルセット様。敵をよく見ています。
仲良しのお友達を利用して、あっさりとキュアモジューレを奪う。

よーくキュアモジューレが見えるようにな!
クリスマス商戦真っ最中です。さっさとさばかないと、ワゴンセールで大損です。

説得を試みる北条さん:「和音はあたしの最高のパートナーだよ?!」
南野さん:「…。……。」
番組初期の喧嘩の原因は、多くが北条さんにあると思ってみた。

奪ったモジューレはニセモノでした。

  

アコさん:「敵を欺くには、まず味方から…」
母ちゃんのサル真似かよ。
得意げです。スカしてます。でもアコさんだから許す(ぇー

しかし、そんなサル真似が出来る男・ファルセット様に通用するはずもなく。
聖歌先輩と和音さんを人質に取られてしまいました。
地面に転がるモノホンのキュアモジューレ。バスドラさんとバリトンさんがモジューレに
触れないのは第1話で実証済みでした。
お前らなどどうなってもいい、ノイズ様のために殉職しろ、みたいな言い方をするファルセット様。
やはり危惧したとおり、不幸のメロディさえ完成すればバスドラさんたちは用済みだった。

  

キュアモジューレに触れた途端、悪の心が浄化されたバスドラさんとバリトンさん。
「もう我慢ならねぇ!」
「受け取れ!」
「ファルセットをギャフンと言わせてやってください!」
普通、酷い目にあってもギャフンとはなかなか言わない。

モジューレをプリキュアさんに返すバスドラさんたち。
上司への不信感が、こんな大事なところで爆発しました。

勿論、ノイズ様が裏切りを許すはずがありません。
クレッシェンドトーン特攻は失敗。割とよく失敗するなこの技。

  

更にパワーアップ!(というか醜く!)
プリキュアさん:「あひょぉ?!」

  

マイナーさんは、いったん見逃してくれました。
バスドラさんとバリトンさんは、良い人だった。助けなければ!
プリキュアさんは、全ての人の幸せを守ることが使命。
何故ファルセット様は助けるメンツに入っていないのか、やや消化不良なところで以下次週。


バスドラさんとバリトンさん寝返りフラグな今回。
今週はまだ、耳にヘッドフォンが付いたままだったから、本格的に寝返るのは年末か
年明けの決戦時か。。

残り6話程度。どうけりを付けるのか、非常に楽しみ。
「スマイル」さんばかりが話題になっている昨今ですが、「スイート」さんを悔いの無いように
全力応援したいものです。


……誰だよ、アフロディテ様がラスボスだとか言ってたのは……


■今週のベスト百合

  

今期の脇役では、スイーツ姫がダントツ好きです。
来期は聖歌先輩をプリキュアにしてあげてください。

皆既月食 2011年12月10日

2011年12月11日 | 天文
寒風吹きすさぶ中、2000年7月以来の皆既月食を見ようと意気込んでいました。
(これまでにも皆既月食はあったけど、お天気に恵まれず)

ちなみに「月蝕」の方が、地球の影に蝕まれる月というイメージがぴったりで、普段はこちらを
使っているのですが、今回は一般的な「月食」を使ってみました。


  

愛機の口径100ミリ、中古ニュートン式反射望遠鏡。
クソ重い赤道儀を適当にセットして、観測開始。
デジカメは、普通の安いカメラです。本当は一眼レフとか欲しいんですけどね。。

適当にセットした割には、よく地軸と合っていました赤道儀。
さすがに天文歴28年のベテラン(自分で言うな

月食開始10分前くらいから、月の左側が薄暗くなってきました。
地球の影というのは、ゆでたまごを輪切りにしたような構造になっています。
白身の半影の、黄身に近い暗い部分に月が入った証拠です。

黄身の部分を「本影」といい、ここに月が入ると「月食」となります。

  

半影食を見て、一気にヒートアップしましたが、お天気は、生憎の薄曇り。
仕方がないので、強行撮影です。雲の薄いところを狙ってパチリ。

月食開始から、10分~15分間隔で撮影。
デジカメの電池をいかにして持たせるかがポイントでした。

欠け始め、21時45分。

  

地球の影に入る月。蝕まれてます。まさに「月蝕」。
素人の記念写真程度のつもりで撮ったので、写真の出来は勘弁してください。
あまり天体写真の経験が無いのです。。


  
  

途中で望遠鏡の向きを変えたりしたので、ちょっと月の向きもおかしくなってますが、
月食前半の部分食の様子です。
雲が多かったため、よく見えませんでしたが、欠けている部分もちゃんと薄赤黒く見えていました。


  
  

いよいよ皆既が近づいて来ました。
欠けている赤黒い部分に焦点を合わせて撮影(欠けていないところは白く飛んでしまいますが)。
この頃には、薄雲も去って、快晴の空で見る事ができました。
日頃の行いが良いからだな…フッ


  
  

皆既月食です。23時05分から、23時58分。
真ん中が、最も地球の影の深いところに入った皆既食の最大。23時32分撮影。
(ISO 800~1600、明るさ補正を最大にしたので、粒子が粗いです…)

皆既中の月の明るさは、月食ごとに大きく違います。
今回は、ダンジョンスケール3.5くらいかと。明るめの月食です。

今回は、地球の影の下の端を月が通過しました。月の下(南)には地球の大気で
屈折した波長の長い赤系統の光(もちろん日光)が多く入り込んでます。
皆既中の月が、真っ暗にならない理由です。

部分月蝕の欠けぎわが、なんとなくぼんやりしているのも地球大気のせいだそうです。
皆既はじめ(左写真)の月面右下が明るいことと、皆既終わり(下)の月面左下が明るいことに注意。
月が、大きな地球の影の下端を移動した証拠です。

 
  

皆既月食の終わりです。
端から輝き出す月面が、非常に美しいです。今まで暗かっただけに。
「嗚呼、祭りが終わっちまったんだな…」という気持ちと、ここまで無事に見られて
嬉しい気持ちとが入り混じった、複雑な気分です。


  
  

後は、地球の影から抜け出て行く月を、テンションだだ下がりな気持ちで撮影しました。
勿論、欠けている部分もちゃんと見えています、眼視では。

  

12月11日午前1時18分、月が地球の本影から抜けて、月食は幕となりました。

そうだなあ…とりあえず風邪をひかないように祈ろう(潜伏期間は一日)。。
趣味で身体を壊しちゃ、本末転倒ですから。

これで学術的価値のある写真が撮れれば最高なんだけどなー。