五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

2017年04月10日 | 雑記
ここのところ、すっきりしない天気が続いております。
菜種梅雨というか、花曇りというか。
桜はしっかり咲き誇っていましたが、肌寒いです。

今日は突然、本当に前ぶれもなく18歳の頃に食物を受け付けなくなって入院せざるを得なかったことを「身体で」思い出してしまいました。
手足から、血の気がスーッと引くのがわかって、非常に恐怖と吐き気を感じました。
ここ数週間は小康状態だと思っていたのですが、あの恐怖をつい昨日のことのように感じてしまった。。

そんな余計なことを考えなければ良い、というのは理屈ではわかります。
それがコントロールできない、というのが病んでいるということなのでしょう。
これはいかんということで、薬を飲んで必死にコントロール。
倒れている場合じゃない。

十数年前、当時の主治医にこういう話をしたら、あなたの場合はいろんなことが複雑に糸が絡まったような状態なので、原因を特定することは無理。その恐怖を「なかったことにする」のもひとつの手ではあります、と言われたことを思い出しました。

ある意味、強烈な自己暗示みたいなものかと思います。
でもそれは、究極奥義ですね。そこまで極めていれば、こんなに苦しまないような気が…

こういう時って、視野狭窄に陥っていると思います。
もっと広く、周囲と現状を見れば、そんなに怖がることはないはず。


今は曇りの日のカタバミみたいにしぼんでいても、また花が開くときもあると信じて。