育児をしながら英会話を教えてます

「英語を教えることは私の生きがい!」と思っていた私に子どもが舞い降りてきてくれた。英語と育児生活を綴ります。

出産の思い出 3

2020-02-29 20:01:00 | 育児日記


いよいよ帝王切開の手術

真っ裸になって手術台に上がります。
横向きになって背中の骨に麻酔を打たれました。
腰を丸めて注射を打ってもらいます。
いやぁ…今思ってもすごい。
裸で手術台にあがるのもそうだし、麻酔の打つところもすごいし、何より想像していなかった姿です。

注射を打ってもらうとだんだん下半身に感覚がなくなってきました。
痛みを感じないことを確認したらいよいよ手術開始。
お腹をきられました。

鼻には酸素がつけられ、両手は動かないように固定されていました。
手術はうまれて初めてなのでドキドキしました。

お腹を切ってから数分後、看護師さんが私のお腹を「ぐわんぐわん」押すのです!
押しているような、揉んでいるような、きっと赤ちゃんを下におろすためだったと思うのですが
感覚がないなかにもお腹を思いっきり押されたのは衝撃でした。

そしてその後すぐ赤ちゃんが取り出されました!

しばらくたっても泣き声が聞こえなかったので少し不安になりました。


「泣いて」と祈るなか
「おぎゃー!」と声がきこえました。



あぁ、本当に生まれたんだ、と。
お腹からこの世にでてきたんだ。


看護師さんから「おめでとうございます」と言っていただき
「ありがとうございます。感謝します」と、感謝の気持ちでいっぱいでした。

赤ちゃんは血色がよくなかったのか、
先生と看護師さんが数値をずっと言い合っていました。
通常の数値に戻すために酸素をあげていたような感じがします。
私はというと、切ったお腹を元に戻してもらうため
状況が見えないまま寝て待っていました。


感動の瞬間は束の間、なぜか体が震え始めてきました。
手がガタガタ震え、止められない。
恐怖からなのか、「止まれ止まれ」と思っても震えを止められない。
ここざみの震えどころではなく、ガッタガッタ身体が震えています。
「迷惑をかけてはいけない」と思いながらも止まらず
看護師さんに押さえてもらいました。
(あとから聞いた話ですが、友人も同じように震えたらしい。どうも麻酔の薬がそうさせることがあるらしい)

喉はカラっカラで「水分、水分…」と思っていました。
でも飲んではいけないんですね。
だから私が手術中、看護師さんに「喉が乾きました…」と言っても
看護師さんは「そうですね。あともう少し頑張ってください」としか言ってくれなかったんだ(笑)

帝王切開についてはあまり調べなかったので未知の体験ばかりでおどろきました。


そして手術が終わる前に、看護師さんが赤ちゃんを抱っこして私の顔まで連れてきてくれました。
「赤ちゃん、元気ですよ」と言って、私の頬に赤ちゃんの顔をくっつけてくれました。
それがなんとも愛おしくて泣けました。


つづく

出産の思い出 2

2020-02-28 19:57:00 | 育児日記

陣痛がおさまって検診で見てもらうと
先生から
「赤ちゃんの心拍がときどき落ちている。それに子宮口が空いているのに赤ちゃんがお腹の下のほうに降りてきていない。」
と。

お腹の中で呼吸ができないと命の危険があるので、緊急帝王切開になるかもしれない、とのこと。


驚きました。


まさか自分が帝王切開になるとは思ってもいませんでした。
ネットで何度も出産の痛みを勉強して(笑)「怖いなぁ」と思いながら心の準備をしていました。

「午後の検診で変わりなかったら今夜帝王切開をします」とのこと。


はやっ!
入院した当日に?
予定日よりも1週間早かったので、心づもりはしてたものの、まさか手術になるとは!

今できることをやってみよう、と
看護師さんから教えていただいた運動やストレッチを行いました。


「普通分娩で産んであげられないのか」というショックというかあせりだったり不安もあり
心がそわそわしていました。

そして午後の検診

「やっぱり赤ちゃんが降りてきてないし、心拍も落ちるときがあるから、帝王切開だな」
と先生。

頭をゴンっと叩かれたような感じになりましたが「お願いします」と伝えました。

それから手術まで夫と話し、不安を共有し、気持ちをクリアにしました。

いくら心づもりをしていたとしても、やはり本番が近付くと思うとなかなか落ち着いていられませんでした。


2人での話のなかで
「きっと帝王切開で生まれてくる意味があるんだろうね」
「赤ちゃんの無事が最優先」
「帝王切開も立派な出産」


手術前には気持ちは落ち着いていました。


午後6時
帝王切開がはじまりました。


つづく

出産の思い出 1

2020-02-27 19:54:00 | 育児日記

2つ前のブログ記事
「前駆陣痛」かな?
と思ったら、なんと本当の陣痛でした(笑)

5分間隔での痛み。
あまりの痛さに一睡もできず朝を迎えました。
夜中だから両親は起こしてはいけないと思い遠慮していたのですが、
朝になったしまだ痛みは治まらないから、母親に部屋に来てもらいました。

病院に電話すると「今から来てください」とのこと。

お腹の中を見てもらったら
「入院です」


私「まじか」
 
まさか本当の陣痛だとは…。


東京にいる夫にとりあえず来てもらうよう連絡して、私は心拍を測るベルトみたいなものをつけてベッドに寝る。
私は点滴もしなくちゃいけなかったようで、腕に点滴もしていただきました。
陣痛が来る度に母親に体を押してもらう。
(痛くて何をしてもらったか覚えていない笑)

陣痛が来る頻度がどんどん狭くなっていったのですが、お昼前になるとそれが落ち着きました。

看護師さんが「あれ〜?」とおっしゃっていて
「大丈夫かなぁ」と思いながらも、陣痛の痛みがおさまって少し身体が楽になりました。


つづく 

出産後のブログはじめよう

2020-02-26 19:51:00 | 育児日記

2020年になりました。

久しぶりにブログを書こうと思います。

過去のブログ(日記)を見てみたら
なんと出産から書いていない…。


出産してから何度も「ブログを書こう書こう」と思っていたのですが
毎日がめまぐるしいor疲れきっていて
ブログにたどり着けませんでした…。


でも出産してから8ヶ月

やっと少し落ち着いて
「子どものためにも記録を残しておきたいな」と思うようになりました。


出産から色々なことがありすぎて全部は書けないけれど(覚えていない)
書けるものを記録していきたいと思います。