’35 石 原 新 三 展
《 玲瓏なる世界 》
ラファエロの〔小椅子の聖母〕
みなとみらいギャラリーで開催されている石原新三さんのガラスモザイク画の展覧会に行って来ました。
石原さんの作品に出会ったのはもう5年くらい前でしょうか。 銀座を歩いていて、ちょうどガラス越しに見えた絵(その時は絵だと思ったのですが)に惹かれ、中を覗いたのがキッカケでした。
石原さん自身もそこにおられ、そして奥様と一緒に少しの時間話をする機会があり、個展もいいが、これからは多くの方の目に触れる方法としてホームページを作り紹介されてみてはどうですかとアドバイスした記憶があります。 それからしばらくしてホームページが出来ましたと連絡を戴きました。 毎年、奥様からは年賀状を戴いていて、上の招待状もお年賀で戴きました。
ガラスモザイクは小さなガラスの破片を一つ一つ貼りながら完成させていく気の遠くなるような作業工程から出来上がる作品です。 実に緻密かつ精巧な技術が必要とされる仕事です。
ただ出来上がった作品は素材のガラス自体の光沢が、絵の具を使ったアートより色んな表情を見せてくれるところに魅力があると僕は思っています。
今回会場には大小合わせて約70点近い作品が展示されていました。 一点の作品にかなりの時間を要する作品だけに、これだけの仕事をされた石原さんには、何よりも忍耐強い方なんだろうなぁと、なんだか見ていて息をするのも忘れるくらいでした(笑)
残念ながら展示会は14日(日)までで終わってしまいますので、機会があればどうぞとはいい難いですが、また別の展示会の機会に恵まれたら、早い目にご紹介したいと思います。
ちなみに石原さんは、東京ディズニーランドのシンデレラ城のガラス壁画も担当されていました。
会場は撮影禁止でしたので、手元にあるポストカードをアップしておきます。
若き扉
三鷹市立高山小学校
カトリック青梅教会 新聖堂 オリジナル小壁画
オフィシャルサイト
「石原新三の世界」
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