「装飾の庭」／東京都庭園美術館

【2023/9/27撮影】

 

朝香宮邸（現・東京都庭園美術館）は１９３３年に竣工し、
主要客室の殆どの装飾をフランス人装飾美術家アンリ・ラパンが手掛けました。
毎回の展覧会でその豪華さと建築物としての歴史的価値を何度も
認識させられてきましたが、今回は館内に、絵画や彫刻、工芸、版画、写真、
文献資料等、約１２０点の作品が展示されていました
館内を歩いていると、自分までがリッチな気分でいられますね（笑）

　　　　　大食堂　　　ウィンター・ガーデン（サンルーム）

　　　　

大食堂の設えは都度嗜好を変えて見ることが出来ますが、
上階にあるウィンター・ガーデンの公開は限られています。
そもそも「ウィンター・ガーデン」とは、元々冬の寒さが厳しい北欧や北米において、
冬季の植物の生育の場として発展した室内庭園のことを指すそうです。
市松模様の大理石とドイツ製鋼管家具、イミテーショングリーン等の特別演出は見事ですね
こんなサンルームで日がな一日、のんびりしてみたいですね～

　　ルネ・ラリック
①　　　　　　②　　　　　　③　　　　④　　

　　　

①花瓶《オラン》　②平鉢《金魚》
③装飾パネル（正面玄関）　④立像《噴水の泉テルフューズ》

①　　　　　　②　　　　　　③

　　

①マックス・アングラン「四季」
②ジョルジュ・バルビエ「第9回装飾美術家協会サロン」
③アンヌ=マリー・フォンテーヌ（絵付）、セーヴル製陶所（製造）「コーヒー・セット」

①　　　　②　　　　　　　③　　

　　　

①ドーム兄弟（傘）、ルイ・カトナ（スタンド）「テーブル・ランプ」
②レイモン・シュブ　「テーブル・ランプ」
③ふらんそわ＝エミール・デコルシュモン　「杯」

※この展覧会は１２月１０日（日）迄です。

日本庭園