京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』

2014-06-30 | 邦画

 

□作品オフィシャルサイト 「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン
□監督 行定 勲
□脚本 伊藤ちひろ
□原作 西 加奈子
□キャスト 芦田愛菜、伊藤秀優、青山美郷、入江甚儀、丸山隆平、八嶋智人、
       羽野晶紀、いしだあゆみ、平幹二朗、草野瑞季、野澤柊、内田彩花

■鑑賞日 6月22日(日)
■劇場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)

<感想>

  芦田愛菜ちゃんの映画単独初主演作。 ま、関西人(神戸)の愛菜が「うっさい、ポケ」
  って実生活で言うかどうかはわからないが(笑)、確かに板に付いた関西弁とその
  セリフ回しはナイスヒット

 大阪の団地に暮らし、大家族の温かなまなざしに包まれながらも、いつも不満だらけで、
 孤独にもあこがれている少女・渦原琴子=こっこ(芦田愛菜)が成長していく姿を、
 笑いや涙を交えて描いた作品。 狭い団地で、毎日大きな円卓を囲むにぎやかな
 8人家族で暮らすこっこは、好奇心旺盛な小学3年生。 気になった言葉や初めて
 知る
ことを「じゃぽにか(ジャポニカ学習帳)」に書き留めるのが日課で、個性的な家族や
 クラスメイト、担任のジビキ先生(丸山隆平)らに囲まれ、学校と家とその周辺の小さな
 世界で元気いっぱいに駆け回っていた。 ようやく訪れた夏休み、お隣に住む仲良しの
 ぽっさん(伊藤秀優)がおばあちゃんの家に行ってしまい、ひとりで自由研究に
 いそしんで
いたこっこに、最大のピンチが訪れる。

 まさか、普通の家庭に円卓があるなんて想像しづらいが(笑)、中華料理店では
 定番の品物。 映画を観ながら、改めて大家族なら「この円卓ってえらい便利
 なんやなぁ」
と妙に感心した次第。
 疑問に感じたことがあったら、常にジャポニカ学習帳に書き留めるこっこ。
 今どきの子供にしては、何かにつけて興味津々。 特に自分の知らない初めて聞く
 言葉
には異常に敏感(笑) そして何があっても自分の考えを枉げない。
 ある意味芯が
一本通っているが、逆に言うと可愛げがないかも(笑)
 ほっさんとのコンビもなかなか面白い。 また、こっこの姉を演じる青山美郷が、
 三人の
姉を演じるのも面白い(最初、似ている女優さんがいるもんだなぁと感心
 してたが、
結局のところ一人三役だった)。

 ただ、視点はやはり原作者・西 加奈子の独特な捉え方があった。
 今はいないだろうが、昔はこっこみたいな風変わりな女の子っていたような気がするが、
 一番の演技者は、愛菜ちゃんの顔の上でじっと耐えたあの白ウサギちゃんだろう(笑)

  それにしても、夏休みの自由研究、あの蚊の収集ってありなの(笑)


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4 コメント

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こんにちは (kazu)
2014-07-10 19:41:57
私も3つ子が一人の子だとは
びっくりしました。
よく似た3人か
双子+1人だと思っていました。
何の違和感もなくうまく撮られていますね。
蚊の収集、考えただけでもかゆいです(笑)
返信する
三つ子~ (cyaz)
2014-07-11 08:33:13
kazuさん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>私も3つ子が一人の子だとはびっくりしました。
よく似た3人か双子+1人だと思っていました。
ですよね(笑)
ま、アレだけ似ているのも、
よく考えれば可笑しいですよね(笑)?

>蚊の収集、考えただけでもかゆいです(笑)
発想は面白いですね!
昔はボウフラがあちこちに(汗)
返信する
円卓を (sakurai)
2014-08-09 10:01:14
置くことによっての狭さ、便利なようで不便、だけどなんとなくあったかい・・みたいなもんを見せたかった~みたいなことを監督は言ってたような。
妙ないい子ちゃんよりも、癖あるちょっとひねた子供をやらせた方が似合う気がしますね、まなちゃん。
返信する
ハマリ役~ (cyaz)
2014-08-10 09:35:36
sakuraiさん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>だけどなんとなくあったかい・・みたいなもんを見せたかった~みたいなことを監督は言ってたような。
確かに、“家族の団欒”のベースでしたね(笑)

>妙ないい子ちゃんよりも、癖あるちょっとひねた子供をやらせた方が似合う気がしますね、まなちゃん。
特に関西人の愛菜ちゃんにはハマリ役でした!
返信する

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