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■監督 ルイ・レテリエ
■脚本 リュック・ベッソン
■キャスト ジェット・リー、モーガン・フリーマン、ボブ・ホスキンス、ケリー・コンドン
5歳の時に誘拐され、闘犬として育てられたダニー(ジェット・リー)は、高利貸しのバートに連れられ、取り立てと闘いに明け暮れていた。首輪を付けられ、感情さえも忘れていたダニーは、ある日、事故で視力を失ったピアノ調律師、サム(モーガン・フリーマン)と出会う。数日後、バートとダニーが乗る車にトレーラーが突っ込み、なんとか車を這い出したダニーは、サムの元へ辿りつく。回復したダニーは、サムと、サムの娘ヴィクトリアの元、次第に人間らしさを取り戻していくのだが…。
おススメ度 ⇒★★★☆ (5★満点、☆は0.5)
cyazの満足度⇒★★★★
『ミリオンダラー・ベイビー』の感動も覚めやらぬ中、モーガン・フリーマンの素晴らしい演技にまたまた感動しました 脚本はリュック・ベッソンなので『ニキータ』、『レオン』の匂いのする映画だと期待しつつ、また違ったコンビネーションの人物像を描いているこの映画には感心しました
ジェット・リーのイメージはアクション・スターですが、今回は『キス・オブ・ザ・ドラゴン』以来、再びリュック・ベッソンと組んでいる。 スクリーンで彼を観るのは『HERO』以来かもしれませんが、心に深い傷を持った孤独で世間から隔離された男が、ピアノを通じて、モーガン・フリーマン演じる盲目の調律師サムと出会い、人間らしさを取り戻していく過程を見事に演じています。 アクションはもとより、彼の童顔はこの映画には非常にマッチしていて、しかも彼の演技は今までにはなかった、新しい彼の才能を発見できたような気がしました
それにしても、モーガン・フリーマン。 何でもこなしてしまうこの俳優が、前作『ミリオンダラー・ベイビー』で初オスカーだったとは思えない、期待を裏切らない演技にただただ感服してしまいました。 少しの不安も乱れもない彼の演技に、この映画を観ている最中に『Ray』のレイ・チャールズを彼が演じたら面白かったなぁと思いました(笑) 彼は最早どんな難役のオファーが来たとしても全く問題なく演じることの出来る数少ない俳優だと思います
また久々に観た個性派俳優ボブ・ホフキンス。 今回はダニーの「飼い主」バート役を演じている。 相変わらず存在感のある演技で、その強弱をつけた演技は素晴らしい。 どこか見た目にお茶目な部分をもっている彼ですが、今回は結構ハードな役回りだったかもしれません。 ダニーの“飼い主”でありながら、微妙にダニーに対し愛情を感じさせるその演技はベッソン映画には必要不可欠なテイストだったように思います
特に注目はダニーとサムの中に入り、二人の仲を取り持ちながら、彼の普通の人間として再生させる手伝いをするヴィクトリアを演じたケリー・コンドンという女優だ その容姿はかつてのリー・トンプソンを思い出させる感じですが、物怖じしない高校生の役を見事に演じている。 彼女についてはあんまり知識はなかったのですが、『アンジェラの灰』や最近では『ダブリン上等!』(未見)でコリン・ファレルと共演していたようですね。 これからが楽しみな女優さんだと思います
監督のルイ・レテリエは、『トランスポーター』の監督でもあるが、ベッソンのテイストをよく理解し、また老練モーガン・フリーマンに救われながら、アクション俳優ジェット・リーの新しい役者としての顔を引き出した彼はなかなか才能がある監督かもしれませんね
観終わった時、また『レオン』のマチルダに会いたくなりました そういえば『SW』の先行はどうだったのかなぁ(笑)
それくらい、シネコンではSW3一色だった。
一日ずらせば良かった・・・・
>ダースベーダーのテーマ曲
ま、時期が重なったのは残念ですが、でも盛り上がっていますね^^
ダースベーダーのヘッドもおもちゃ、欲しくなりました(笑)?!
一見、ダニー・デビート風のボブ・ホフキンス、
良かったです。
おっしゃる通りこの映画は、
彼ナシでは成立しなかったでしょうねー。
それにしても、ジェット・リーの技の速さに、
ただただビックリ!
モーガンおじさんも、やっぱり良かったです!
こっちゃん的には満足の一品でしたヨ
こっちゃん
TBさせていただきました!
今回の映画で今まであまり好きではなかったジェットリーが好きになりました♪表情とかかわいかったですよね~☆
かなり映画をたくさん観られているのですね!私も映画大好きで、今年は時間のある限り劇場に足を運びたいと思っております。私のブログでも、映画感想をイロイロアップしているので、よかったら遊びにきてくださいね♪
素晴らしい映画だったと思います。
映像も音楽も素敵でした^^
久しぶりのボブ・ホスキンスを観れて良かったですし、
モーガン・フリーマンの相変わらず裏切らない演技でしたし、
ジェット・リーの少年のような顔も良かったです^^
僕的にはケリー・コンドンが可愛かったなぁ~♪
(物語として、悲劇は悲劇のいいところもありますからね。
でも、この映画だけはダニーに幸せになってほしかった。)
ジェット・リーの演技は出色の出来でしたし、
モーガン・フリーマンも素晴らしかったですね。
強張ったダニーの手をとり、心までほぐしていった優しさは感涙ものでした。
TBさせていただきま~す。
ジェット・リーのアクションと併せて、ストーリーもとても良かったです。
モーガン・フリーマンのあの渋い演技も、ストーリーを更に深みのあるものに仕上げてくれてますね♪
何回も観たい作品になりました。
もう私、脳みそ半分溶けてます
夏が終わるまで果たして残ってるかどうか・・・(涙)
「ダニー・ザ・ドッグ」見ようかどうしようか迷ってたんですが、cyazさんの星4つで鑑賞決定です(笑)
あさって水曜日に見てきます♪
ついでに「宇宙戦争」の初日なので2つ見る予定です!
ジェット・リー、いつまでも若いですね
ジャッキー・チェンも童顔だし、やはり東洋人は若く見えますね♪
そう言えばシュック・べッソン初のホラー映画がアメリカでヒットしてるみたいですね☆
ホラーは苦手だけどちょっと見てみたい・・・かも
>表情とかかわいかったですよね~
特に今回は少年の表情を持っていて良かったですね!
映画は大好きですよ^^
あいあいさんのブログにもまたお邪魔させてください^^
>この映画だけはダニーに幸せになってほしかった
確かにそうでしたねぇ^^
リュック・ベッソンの色にどこまで染まれるか、
あるいは新しい色になるのか、とても楽しみな映画でした。
役者の個性も出ていてなかなかいい作品でしたね!