京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『異動辞令は音楽隊!』

2022-09-10 | 邦画



□作品オフィシャルサイト 「異動辞令は音楽隊!
□監督・脚本・原案 内田英治
□キャスト 阿部寛、清野菜名、磯村勇斗、高杉真宙、倍賞美津子、光石研

■鑑賞日 8月28日(日)
■劇 場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)

<感想>

犯人逮捕のためなら手段を問わない30年間刑事生活一筋成瀬(阿部寛)。
ところが令状も取らず強引な捜査を繰り返し、上長にも逆らってしまい、
広報課内の音楽隊への異動命令が下る。

そんな無骨で熱血漢の刑事を阿部ちゃんが演じる所は何となくハマリ役かな(笑)
音楽隊で子供の頃太鼓を叩いていた経験、ドラム担当にさせられる。
練習はしたのだろうけど、これが結構サマになっていてイケてる。
刑事畑一筋でほぼ一匹狼的な成瀬が、仲間と音楽を通じて仲良くなって、
更に人間的にも柔軟で思いやりの心を育んでいく。
清野菜名とのやり取りも面白いし、ただ友情は愛情には変わらなかったけど
互いにいい味を出していたように思う。

成瀬の母親役で認知症の母親役を倍賞美津子が演じているのだが、
せっかく彼女を使うなら、もっと核心の部分で絡んでほしかったなぁ・・・。
二人を観ながら『護られなかった者たちへ』をちょっと思い出していた。

そして、音楽隊の演奏が好きで、よく聴きに来ていたある老婆が、

後に起死回生を起こすような伏線を引いているのかなぁと、
勝手に想像していたけど、結果はちょっと悲しい形で終わってしまった。


 ま、阿部ちゃん主演の映画としてはまあまあな出来だったなぁという感想。
 でも、かなり練習はしたのだろうけど、ドラムを叩く阿部ちゃん、カッコよかった


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