□作品オフィシャルサイト 「アンフェア the answer」
□監督・脚本 佐藤嗣麻子
□原作 秦建日子
□キャスト 篠原涼子、佐藤浩市、山田孝之、阿部サダヲ、加藤雅也、吹越満、
大森南朋、寺島進、香川照之
■鑑賞日 9月17日(土)
■劇場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)
<感想>
薫ちゃん、遅くなってゴメンネ~
ちゃうちゃう(笑)
薫ちゃん、信じてたあんたまで、グル
さてさて、アンフェアなのは誰なのか。
強大な警察組織VS雪平夏見(篠原涼子)。
紋別警察署に異動となった雪平は、珍しく上司の一条(佐藤浩市)とラブラブタイムを楽しみ、
北海道は紋別の地で、事件らしい事件もなくのんびりとした日々を送っていた。
しかし、東京でネイルガンを使った殺人事件に絡み、元夫の佐藤和夫(香川照之)から
この事件のキーとなるUSBメモリを預かる。 そこから物語は急展開することに。
殺人事件の死体が次の殺人予告のヒントとなる異常な事件の中で、雪平の奮闘が始まる。
オリジナルメンバーに今回は前回『アンフェア the movie』で
脚本(TVドラマも脚本担当)を書いた佐藤嗣麻子がメガホンを取る。
ドラマではなかなか描けないハードなシーンを加え、更に犯人はネイルガンを使うと言う荒業。
それはそれは観ている側に視覚的に“痛さ”強調。
映画としてはテンポも速く、篠原雪平はそのカラーを十二分に出していたと言える。
上司の一条(佐藤浩市)や犯人役の大森南朋が、オリジナルキャストに加え、
かなり強烈な印象で関わってくるところは、映画ならではと言うところだが、何か物足りなさがあった。
それは、死体が最後に見る風景であり、そのときの気持ちや殺人理由を知るに至るストーリーが若干薄かったところだ。
あの独特の雪平の心理描写やその表情が、刑事雪平の真骨頂であるなら、
監督の佐藤嗣麻子はその部分をやや欠いていたのではないだろうか・・・
それにしても吹越満(セリフさえなかったような)にしても、香川照之にしても簡単に殺されてしまって、
どこか少し余韻くらい残して欲しかったような。
吹越満なんて最初から死体役だけだったりして、まぁ彼の個性は出てたけど(笑)
今回ネイルガンのスペシャリスト(笑)として大森南朋をキャスティングしていたが、
冷血ながら、雪平と取引できる優しさをどこかに秘めていた点では、この犯人役へのキャスティングは功を奏したと思えるところだ。
せっかくの映画バージョンなのだから、ハードボイルドな路線はいいけれど、
“人間雪平”をもっと全面に描いて欲しかったなぁ
今夜21時から、「アンフェア the special ダブル・ミーニング 二重定義~」も放映されますね~
北乃きいチャンが今回、新登場するので楽しみです
>それは、死体が最後に見る風景であり、そのときの気持ちや殺人理由を知るに至るストーリーが若干薄かったところだ。
確かに、特に連ドラ版では最後に見る風景(事件現場)の手掛かりからの
捜査の進展に重点がおかれていたので、その辺の詰めが甘かった気もしますね。
>確かに、特に連ドラ版では最後に見る風景(事件現場)の手掛かりからの
捜査の進展に重点がおかれていたので、その辺の詰めが甘かった気もしますね。
そうですね^^
猟奇殺人の事件の方に傾倒し、
肝心のこの“雪平”のキャラを殺してしまっているようでした><
演出には私も思いところがあるけれど、全体としては納得の映画でした。
>佐藤和夫は原作でもあっけなく殺されてしまったので、オリジナル路線でも合わせる形で上手く殺してくれたと感心しました。スゴイ贈り物を残してくれましたしねw
なるほど^^
原作が未読なのでその点はよくわかりませんが、
文字と映像の世界ではやはり表現に難しさがあるでしょうね^^
>演出には私も思いところがあるけれど、全体としては納得の映画でした。
そうでしたか^^
僕はもっと雪平らのキャラを前面に出して欲しかったですね~
探偵はBAR~の大泉と絡んではどうですかねぇ、雪平キャラは(笑)?!
> どうですかねぇ、雪平キャラは(笑)?!
いや、こち亀の両さんと………
>いや、こち亀の両さんと………
なるほど^^
それなら両さんと探偵はBAR~の大泉では(爆)?!
大森さん、「BOSS」でもですが、何を考えているのか全くわからない表情をなさるので、怖さが際立ちます。
佐藤さんとのちゅーにちょっぴり嫉けて、おめでた♪なんて事あったりして。。。と、ちょこっと思ったりもしつつ。
映画の中身が少々ネタバレするドラマ放送。
あの時期に放送って事は…。
先に映画を観てくれた人へは、サービスを。
ドラマを先に見ちゃう人にはアンフェアを。
届けてくれたのかな~?なぁんて☆。
>大森さん、「BOSS」でもですが、何を考えているのか全くわからない表情をなさるので、怖さが際立ちます。
ですね(笑)
それと、一面優しさを持ったところを上手く使っていましたね~
>佐藤さんとのちゅーにちょっぴり嫉けて、おめでた♪なんて事あったりして。。。と、ちょこっと思ったりもしつつ。
結構、ああいうキスシーンはこの二人には珍しいことですね(笑)
>映画の中身が少々ネタバレするドラマ放送。
あの時期に放送って事は…。
先に映画を観てくれた人へは、サービスを。
ドラマを先に見ちゃう人にはアンフェアを。
届けてくれたのかな~?なぁんて☆。
TVドラマを観てから、映画に入るとわかりやすいですよね(笑)?
でも、その逆も楽しかったですけどね^^
納得。
そこにねっころがって、でそこからなにが!という展開を期待したのですが、ずいぶんあっさりでしたが、そこはもっと描いても良かったと思います。
何も知らずに見るのは無謀かと思いましたが、突き放さない作り方は、嗣麻子さんだなあと感じました。
>死に瀕した人が見る風景とか、そういう心理描写があるのですね。納得。
そうなんですよね(笑)
>そこにねっころがって、でそこからなにが!という展開を期待したのですが、ずいぶんあっさりでしたが、そこはもっと描いても良かったと思います。
僕も同様にそう思いましたよ(笑)
雪平の特徴はそこにあるんですよ^^
>何も知らずに見るのは無謀かと思いましたが、突き放さない作り方は、嗣麻子さんだなあと感じました。
彼女はTVドラマからかかわっているのですから、
もっと突っ込んだ雪平を見せて欲しかったのがホンネです^^