とてもつらい3日間でした。
おそらく母にとって最後のお引越しになると思います。
介護度が上がって長年お世話になったケアハウスを退所して老人ホームへ。
大量の持ち物を処分しました。
母の持ち物、衣類布団などを処分する中で心が苦しくなって何度も嗚咽しました。
今までの施設でたくさんの人から愛情をもらっていた母。施設長も不思議と皆に愛されていた、とおっしゃっていました。
ほとんどの作業を終えて空港に来ていますが、まだ母のことが心配でなりません。
最後、母に手を置いてお祈りし、背中をさすり、手を握りしめてお別れしました。その時の表情が脳裏から離れません。悲しさと感謝と、何かを悟ったかのような表情で懸命に手を振ってくれました。
帰りのレンタカー返却に向かう途中、大声でひたすら賛美しました。出てくる賛美は救われて間もない頃の歌がほとんどで、やすらぎの歌がちょろちょろ。私が信仰を持った熊本。私が両親を捨てて献身した熊本。
色々な後悔がありましたが、神様が母に良くしてくれました。皆んなに愛されて。「私は幸せ」って。だから後悔しないことにしました。
賛美の歌を大声で歌いながら「選んだ道を貫き通すんだ!」という強い思いになりました。
両親を置いて家を出て33年。もうあの時すでに充分親を悲しませたのだ。
私が16歳の時にひたすら歌っていた賛美の詞です↓
主よあなたに
どこまでもついていきます
私には ただ主
あなたがすべて
従います
この身ゆだね
愛を込めて
もう後悔しない
選んだ道を貫くのだ
※写真は壁に貼ってあった写真、父のことが嫌いなようで大好きだったんだな