daddy-kのいきあたりばったりⅡ

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ザ・ブラウンズ/谷間に3つの鐘が鳴る

2022-08-24 | 音楽つれづれ

今日8月24日は「愛酒の日」だそうで、主に日本酒のPRのようですが、私は日本酒は秋口の「ひやおろし」以降が好きで、夏酒はちょっと…秋から冬が旬のウナギを土用にプッシュされるのと同じ感覚で、何だかなぁ~とは、私は偏屈者ですかねぇ?

さて、1959年の8月24日からビルボードで、4週続けて№1の大ヒットとなったのが、ザ・ブラウンズの「谷間に3つの鐘が鳴る」でした。

ザ・ブラウンズは、エド・ジム・ブラウンが中心となった姉・弟・妹のグループで、日本には1965年にチェット・アトキンスや、スキーター・ディヴィスなどと共に来日し、NHKの歌番組で”ようこそナッシュビル・サウンド”的な特集に出演したのを見た記憶があります。が、実は一緒に出たスキーター・ディヴィスの印象が強烈で、ブラウンズの方は、いささか記憶がうっすらなのですが。

 

この曲、元は「三つの鐘」という1945年に作られたシャンソンで、それをフランスのあるグループが英詩を付けて歌ったのが評判となり、アメリカでもコンサートを開きエド・サリバン・ショーにも出演したそうで、当時高校生だったエド・ジムがそれを気に入り、合唱部のレパートリーにしていたそうです。

高校を卒業した彼はタレント・ショーに出演てし1位となり、地元ラジオ局の目に止まった事で姉妹とグループを組みRCAと契約し、カントリー・チャート10位となるヒットを出したものの後が続かず、これが最後と解散を決意し、ラスト・シングルに選んだのが、高校時代のレパートリーだった「谷間に3つの鐘が鳴る」で、これが大ヒットとなり解散は撤回され、以後カントリーの世界で活躍し、グループ解散後もエドはソロで活躍し多くのカントリー・ヒットを飛ばしました。

男1女2のコーラスと言うと、カーター・ファミリーや、フリートウッズを思い出しますが男2女1の編成(例えばテディ・ベアーズ)より、更に優しい感じのコーラスに聞こえて私は結構好きなのです。

 

曲の内容は、村に生まれた”ジミー・ブラウン”の誕生の祝福の鐘、結婚の祝いの鐘、そして、亡くなった時の鐘と言う風に、村に響く鐘の事を歌っていました。

60年代初めかな?日本でもほぼその内容の ♪今日も聞こえる谷間の村から 喜び哀しみ伝える鐘の音…と歌う日本語盤を、どこかの女性コーラスで聞いた記憶があるのですが、もしかして歌声喫茶で流行っていたのを、誰かアマチュアの歌で聞いたという思い違いかも知れませんが。

当時、女性3人のコーラスいくつか思い当たるので、気になってネットで検索をかけてみたのですが、どれもヒットしませんでした。

トシをとって記憶が…と言われそうですが、まだあの頃ローティーンで、こうした大人の歌は興味が無かったからなぁ…と、今日は、そう言う事にしておきます。

 

■ 前回のマリオンの話は、以前のブログと一部重複しますのでカウント無し。

  と言う事で、今回は聞きたい365日 第318話でした。



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