daddy-kのいきあたりばったりⅡ

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まりおん/うみ ~ この日は海へ

2022-08-22 | 音楽つれづれ

水の冷たい北海道も、8月なら水面は22~3度はあります。沖縄の冬の水温程度ではありますが、それでも子供達は唇を紫にしながら海に親しみ、大人はテントを張ってバーベキューというのが、夏を短期決戦(?)で楽しむ北海道スタイルなのです。

私の海の楽しみはダイビング、真冬以外はほぼ潜っているほど好きなのが、今年は少々事情があり、この日の積丹町美国が今年初の海!です。

この日はクロダイの幼魚が目当で出港しましたが、目的のポイントはコンディションが悪かったため、別な安全なポイントに変更してのエントリー。

他のショップのボートもUターンしてこちらへ。そう「折角来たんだから」は無しです。

遊びで危ない思いをするのは最悪ですからね。

海の中はいつものようにウスメバル、たまにキツネメバル、リュウグウハゼなど多くの生き物は夏季休暇中?の様子。でも40分足らずとは言え9ヶ月振りの水中散歩は楽しく、水中水温も21度あり、ウェットで楽しく遊ばしてもらいました。

 

ここの仲間は1日1本のんびと…と言う人達で、2本目の希望者は無く、お天気も良く時間もあるので、この日は旧道を回り道し、余市町の海辺の風景を楽しんで来ました。 ローソク岩に、ピンヒール(?)のえびす岩、そして大黒岩。

ローソク岩は一部剥離するも、えびす岩は根性があり、まだ今世紀中は大丈夫?

こうした穏やかな海を見ていると、海は友達ですよね。怒ると怖いけれど…

 

80年代中頃、「まりおん「というグループの「SEA(うみ)」という曲があり、ヒット曲という程では無かったのですが、ファンが多く、先日もラジオから流れていました。

私も大好きな曲で、この曲を書き、リード・ヴォーカルも担当したのは、当時札幌の高校生だった今田恭子さん。そして軽音の仲間たちでした。

彼女は、高校の文化祭のためにこの曲を書くに当たり、春先から落ち込んでいた自分を鼓舞する内容にしたそうですが、彼女も海を眺めて癒され、穏やかで優しく”心は海よ あなたのように広がるの” と、その気持ちを歌にしたのでしょう。

この曲でポプコン(ヤマハ主催のポピュラー・ソング・コンテスト)にエントリーし、北海道代表となるのですが、たまたま私がヤマハでレコードを漁っていた時、隣の楽器フロアから清楚な歌が流れて来て、見ると制服姿のお嬢さんたちが歌っていました。

当時はもう若い人の音楽は興味が無くなっていましたが、この曲は響いてきました。

ピアノ弾き語りの今田さんの伸びやかな声、爽やかで初々しいハーモニーに「おっ」となり、最後まで聞いていると、つま恋本選出場を前にしての壮行のステージだったと紹介があり、たまたま居合わせてラッキーでした。

本選の結果は、グランプリ曲、あみんの「待つわ」に次ぐ優秀曲賞でしたが、とても会場の人気も高かったそうで、シングル盤が発売されます。

でも、彼女たちプロになる気は無く、プロモーションもせずで”青春の想い出”として楽しんだみたいです。とっても良い話で羨ましく思うのですが。

 

写真左の4羽のカモメ、中央下の1羽はまだ幼鳥のグレーから白に生え変わる途中で、歌詞の「あ~私は白い カモメになって」を思い出して載せましが、彼女達も今頃きっとピアノを愛する歯医者さん、とか、歌の大好きなパン屋さんとかになり、それぞれのフィールドで羽ばたいている事でしょう。

アマチュアの自作発表のコンテストがあって、スターを目指すもよし、青春の想い出を作るもよしと、良い時代を楽しませてもらいました。



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