義実家もだんだんと片付いていき、泥も水も外に出し、最期は手で水を拭いて自宅へ帰る。
翌朝来ると、拭いたはずが水浸しになってる…
なんとなく壁紙触ると、ビチョビチョ。
知り合いの建築屋にレベルレーザー借りてきて、水が来てたとこより少し上のラインでチョークラインで墨打ってカッターで切る。
壁紙剥がしてみると、ボードがビチョビチョでふやけてた…
なるほどね…床下見てみたい…
台所の床下収納外してみると…
基礎の中も水が溜まってる。
一応家周りウロウロとしてみると、壁と外構の間も泥だらけで、水が掃けないっぽい。
ちりとりと高圧洗浄駆使して、泥を道路に掻き出す。
基礎の通気穴が見え、ジョロジョロと水が出てくる。
ヨシヨシ。
水が履けるのを見届けながら、外構外壁を高圧洗浄。
んー。だいぶキレイになった。
水は?
出てない。
ヨシ、じゃあ床下収納から覗いてみよう。と、見ると水はまだなみなみとある。
知り合いの建築屋さんに、水中ポンプ借りてきて上から排水。
小さいやつだったうえ、基礎も部屋ごと別れてるため、下潜ってポンプすげ替えてってことでなかなか抜けきらない。
そして、真っ暗で、超狭い。
ヘッドライト使って中に潜ったとき、床下から
見上げたらカビ生え始めてた…
お義父さんに事情話して、床抜いていいですか?って聞くと、オッケー出たので畳の部屋だったところの床板をバールで剥ぐ。
湿気ってるから簡単にメリメリ剥がれる床板。
床下が見えるようになると作業は早い。
バンバンポンプ入れてドンドン排水。
最期は高圧洗浄して、ふきんで拭き取る。
家から除湿機持ってきて、常に全開運転。
と、被災から一週間位してやっとこ義兄二人が手伝いにくる。
重たくて妻とじゃ運べなかった物を、義兄と3人で運び出す…
が、義兄は忙しいからと一日しか来なかった…
おたくらの実家やろー!と、心の中で叫ぶ私。
この頃になると、お風呂が使えない人が多いのか、銭湯の無料チケットが自治体から配られました。
近隣の指定された銭湯に入れるというチケット。
数はドンドン減ってるけど、こーゆー時銭湯って大事だなーって思う。
④へ続く