今日(12日)(祭)は思ったよりもヒマでした、今日みたいにヒマな日はゆっくりと顧客さまとお話が出来ます。今日も3名の方がお出でに成りお話しをしました、天気は良かったしお散歩日和ですね。(僕は仕事でしたけど!)
「靴のサイズ」と言いますが、各国でサイズが微妙に違います、日本はCmで表示します{昔、自分が店の手伝いを始めた頃は、何文(10文(ともん)・・約25.0Cm)とも言ってました}。
アメリカ・イギリス等はインチサイズで表示します、でも1インチ約2.5Cmで計算すると合いません、0の位置が違うからです。またアメリカとイギリスでも同じインチでも実際の大きさは違います、イギリスの方が大きいのです。
自分も最初は同じと考え失敗しました、またヨーロッパ(フランス・イタリア)は39,40,41,42,43・・の様に数字で表記します、そのピッチは約7mm刻みで、間に1/2(約3.5mm)も存在します、ややこしいですね。
「靴のサイズ」はまず足の踵の所から(足の接地面では無く、踵の丸く成った所・足の一番後ろです)足先の先端までの長さを基準にして、足の指が曲がる所(親指と小指の付け根を結んだ部分)の足囲(足の円周、巾と厚みを合わせた数値)との関係で表示します。
日本はE・EE・EEE・EEEEと表記します、Eが増えると約3mm足囲が大きく成ります。アメリカ・イギリスはA・B・C・D・E・F・G・・・とアルファベットが進みます、その差は約6mmです。
ですから当店では安心の為、時々お足を計る時が有ります、実際に履いた感じが大事ですが確認も含め計測する時が有ります。靴を脱いで足を見れば(靴の上からでは無理なので)大よそのサイズは解りますし、足の形、指が長い、短い、巾が有る、無い、甲が高い、低い、等々参考にします。色々な方の足を見てますので大よその事は解ると思います、普通の方は他人の足を眺める機会は少ないはずです。
また最近はスニーカーをお履きの方が増えてます、そのサイズを基準で「靴」のサイズを決めると危険です、スニーカー特にスポーツシューズは指先に殆ど余裕が無く、足のサイズと殆ど同じです、でも「靴」は靴先に形を整える為に薄い芯が入ってます(無い物も有りますが)その為指先に余裕を取ります、男用で約15mmです、デザインに依って変わりますが(最近は25mm取る靴も有ります)。
ですから、足の長さが26Cmの方の靴は外寸(靴の踵から靴先までの長さ)は約29Cmから30Cm程度に成ります。スニーカーのサイズを参考にする場合は約1Cm程引いたサイズが靴のサイズの参考に成ります。
少しくどいですが、まずはご自分のサイズを知っておいて下さい、自称サイズの前後で指先に余裕が有り、足囲の部分で足と靴の位置が合っている、甲の部分が空かない、踵が足を曲げた時に浮かない靴が、ご自分に合った靴です。参考にして下さい。
また革を使用した靴は、少しの伸びが有るので僕の好みは、ピッタリ目が好きです。伸びる事に依って自分の靴に成るからです。
ムーンスター(旧月星化成)のサイトに、足の測り方が載ってました。