リードが柔らかすぎる場合はリードカッターで0,5mm位づつ切って使います。
今回はリードが厚すぎる場合です。耐水ペーパーの1000番を使っています。
リードは根元の固定する部分と振動させる部分とその間の傾斜の部分で構成されています。
耐水ペーパーとリードを水で濡らしてから底面を削ります。
リード全体を耐水ペーパーに当てて削るとリードの先が削れ過ぎてしまうので
固定部分を削ってからリードの先を削ります。
傾斜部分はリード全体の弾力に大きく影響しますので必要な場合だけ削ります。
傾斜部分はとがった半月の形になっているのでこの形を崩さないように半月の両端から
先端に向かって少しずつ削ります。どの場合もその都度マウスピースにつけて音を確認しながら行います。
ここからは実際の教則本の楽譜に当てはめて実践的な倍音を使った練習を考えてみます。
入門書の最初は大体がこのようなものと思います。タンギングを使って一つ一つの音を
確認しながら演奏します。全音符はそれぞれにブレス(✓)を入れながら行います。
この場合も最初はオクターブキーを使わないで演奏を行い、呼吸の圧力が旋律の高低に
沿って動いていくことを確認します。
「一段目」と「二段目」と「三段目・四段目」のように3つに分かれています。
タンギングは「タ」で行いますが高音が出にくい場合は「カ」を試してください。
喉の開きが大きくなります。喉の開きが意識出来たら元に戻し「タ」で行います。
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