タンギングはあまり舌の先だけで行わない!という説明をします。
舌の先だけだとタンギングの動作が大きくなるのと、別のタンギングに移行できなくなるのです。
普通のタンギングからハーフタンギングに場合などです。
ハーフタンギングは舌を丸めてから下の左の図のようにリードにべったり付けます。
すると舌は丸まっていますから、丸まっている部分から息が入りかすれた音になります。
これがハーフタギングの原理です。これで舌を素早くリードから離すことで「かすれた音」と
「普通の音」が順次繰り返されます。これが素早く繰り返されるときは「2」のように
舌はリードの根元に近い部分だけが接触し丸めた舌は横に広がり隙間は小さくなります。
何回か練習して舌の感覚で感じてみてください。
タンギングの練習は舌をリードに接触させてから息を吹き込みます。
すると当然、息は舌に止められて音は出ません。ハーフタンギングの場合はかすれた音。
ここから「タ」という発声と同じように舌でリードを弾くように離します。
スタッカートはこれの繰り返しです。
スタッカートには素早い舌の動きと瞬間的な息の強い圧力そしてリードの十分な弾力です。
リードの弾力が弱いと舌の動きにリードの反発が追い付かない場合があります。
舌に粘り着くような感じ!また音も濁ります。舌でリードの振動をきっちりと止める、
瞬間的な強い息の圧力でリードを振動させる。
33回目で音を出すこととタンギングのそれぞれの方法、サックス演奏に必要と思える物や事柄についての
説明は終わりです。実際の練習ではそれぞれにいろいろなキーや譜割り楽譜が必要ですがスペース的に
も時間的にもできません。わからない事などがありましたらEメールで出来る限りお答えしたいと思っています。
H.yamada
Eメール hirofu@rakuten.jp
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