Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

『第77回 東京優駿』レース展望

2010-05-29 12:10:35 | 競馬
今年のJRAの春競馬のGIも、残りは3つ。

その中でも、格式の高い、3歳クラッシックの「最高峰」とも言っても良い、『東京優駿』が、明日5月30日、東京競馬場芝コース、距離2400mで行われます。

スポーツ各紙では、「最強メンバー」という見出しで観戦意欲、馬券購入意欲を促しているけれど、それは少し大袈裟かな…と、個人的には思っています。

しかし、メンバーは揃った感じで、このレースの騎乗を、落馬負傷の回復が遅れて断念した武 豊 騎手も…

「きっと、すごいレースになるはずです。ボクは、当日どこでダービーを観戦すべきか、早くも考え込んでいます。乗りたかった。が本音ですが、こんなに観たいレースもあるものだと気づいたのも、収獲と言えるのかもしれませんね」

と語っている位ですから、見る価値ありのレースになることは必至でしょう。

東京六大学野球の「伝統」の「早慶(慶早)戦」も、勝ち点を挙げた方が優勝ですから、こちらも見逃せず、明日は「2本立て」で忙しくなりそうです。

前置きが長くなりましたが、早速フォーカスを…

◎ヴィクトワールピサ(7番)
○ペルーサ(9番)
▲ルーラーシップ(3番)

までです。

驚かれたかもしれませんが、この3頭で勝負したいと思います。

その結論に至った背景を…

とにかく、この3頭の「前走」のレース内容が「圧巻」と言っても良いほど、優秀だった事です。

『皐月賞』を勝ったヴィクトワールピサ号は、最後の直線で、内が空いたその一瞬の隙を見逃さずに、そこに「突っ込んだ」のは、勝負根性が非凡である証拠です。
その時の切れ味鋭い脚…それが長く使えるのは、どんな展開になっても、どんなレースになっても魅力たっぷりです。
またしても「代打騎乗」の岩田 康誠 騎手も、武 豊 騎手と一緒に戦って、2冠を狙ってくるでしょう。ただ、岩田騎手は、東京優駿を勝っていない…その点では一番プレッシャーがかかると思います。でも、乗り越えてくれると期待します。

『青葉賞』を勝ったペルーサ号も、メンバー手薄ながらも、後塵をちぎっての「圧勝」だし、このれーすと同じ距離だったこともプラス。
例年、『青葉賞』組は、このレースに繋がらないと言われ続けていますが、シンボリクリスエス号と似た様な能力を秘めており、このジンクスは覆すだけのものがある…と見ます。
鞍上の横山 典弘 騎手も、本当は「身体がいくつもあったら、騎乗した事のある馬全部に乗りたい」と思っているはずなのですが、この馬で挑むと決めた以上は、見せ場は作るでしょう。昨年「東京優駿優勝騎手」にもなりましたし、大舞台で強い印象があるのも魅力です。

『プリンシパルS』を勝ったルーラーシップ号は、このレースにきっちり照準が合った印象。
1着しか優先出走権を与えられないという過酷な条件で、見事に結果を出したのだから、有力視して良いと思います。血統背景も派手なので、ここは勝ち負けに間違いなくなります。
鞍上の四位 洋文 騎手は、ウオッカ号,ディープスカイ号で、東京優駿2連覇を達成した騎手ですし、勝ち方を知っている点でも安心です。

『皐月賞』2着のヒルノダムール号の能力も、「バラ一族の悲願」の達成に挑む2歳王者のローズキングダム号のその思いも、残念ながら骨折が判明して出走を取り消した、「変則二冠」を狙ったダノンシャンティ号の驚異的な時計での激走も、競馬センスは非凡なものがあるリルダヴァル号やゲシュタルト号の存在も、侮ってはいけないエイシンフラッシュ号と、レーヴドリアン号の1枠2頭の存在も、全てが霞んでしまうほど、この3頭の能力が突きぬけていると見て、この3頭で決着して欲しい…という思いも込めて、絞りました。

したがって、印の濃淡は一応付けましたが、心情は3頭とも◎。
よって馬券は、◎○▲の3連複1点で勝負です。

1996年に、フサイチコンコルド号→ダンスインザダーク号で決まった東京優駿で、もし馬単があっても、この順の1点で勝負していましたが、当時はなかったのでこの2頭の馬連1点で的中させたのが「快勝」でした。今でも印象深いです。
今年は、それに匹敵するほどの自信を持って、勝負したいと思います。

馬場はどうあれ、展開はどうあれ、良いレースが期待できそうなメンバーが揃いました。

3歳馬の頂点は、どの馬になるのか…。本当に楽しみです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする