◆「財務アナリストの雑感」 2024◆

会計士兼アナリストによる屈指の歴史だけがウリの会計・財務・株式・金融ブログ。異常な経済金融環境を一刀両断!できるかな?

新築マンション、東京23区で初の1億円超え(1-6月)に思う

2023-10-19 | 会計・株式・財務
日経に「解剖マンション新事情(上)東京23区、1億円超え」という記事がありました。詳細は原文をお読みください。

まぁ、背景としてはいろんな方が指摘されているように
(1)国内超富裕層による節税目的や値上がり期待からの購入、
(2)夫婦ともに年収700万円ある「パワーカップル」増加による世帯購買力の上昇
(3)海外マネーの流入(円安で日本の物件に割安感)、
(4)建設コストの高騰(資材価格・人件費・建設に適した土地の地価)、
(5)住宅ローン金利が低いこと、
ということらしいですが、1990年頃のバブル期を経験したオッサンからするとこの記述が気になりましたね。
けん引役の一つが、マンション投資家だ。「都心の一等地では数年前に買った物件の資産価格が2~3倍になっているケースもある」(不動産関係者)。価格上昇が続くなか投資家がマンションで得た収益をまた別のマンションに投資する循環が生まれている
まぁ、バブルやん。
金利上昇は不動産価格に間違いなくボディブローとして働く。歴史は繰り返すと思いたい。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 千葉ロッテマリーンズ  奇跡... | トップ | ビズリーチのCMはなぜ本家... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

会計・株式・財務」カテゴリの最新記事