お久しぶりです。久々に雑感を少々。
まずは、本日の芸能ニュース。
あの名曲「あずさ2号」で御馴染みの兄弟デュオ「狩人」が解散ですか・・・・・。
このニュースに接したとき、昔あった
『叶姉妹、解散か?』という某夕刊紙の見出しを思い出したのは私だけでしょうか。
寒くなったところで本題。
コンビニネタに強みのある月刊誌「ベルダ」でまたコンビニ関連記事がありました。
いよいよコンビニの廃棄ロス問題に最高裁の判断が下るようです。
まずは同誌HPからご紹介。詳細は同誌をご覧下さい。
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http://www.bekkoame.ne.jp/ha/hf20199/vnew.html
コンビニ裁判「最高裁判決」秒読み
弁論再開、セブン‐イレブン商法に最後の審判
(前略) セブン‐イレブン・ジャパン本部から不当に高いロイヤルティを徴収され続けたとして、
埼玉県でセブン‐イレブン店舗を経営するFC加盟店のオーナーH氏がその返還を求めた
裁判に、6月10日、ついに最高裁の判決が下されることになった。
1審の東京地裁では原告(H氏)敗訴、2審の東京高裁では原告の逆転勝訴、
それを受けて被告のセブン‐イレブン本部が上告していた注目の裁判。
最高裁の判断次第では、加盟店から利益を絞り取るコンビニ本部のビジネスモデル
そのものが否定されかねない。
はたしてどんな結末を迎えるのか――。
(中略) 実はH氏の裁判についても、ここにきて加盟店側の不利を予想する声があがり
始めている。というのも、先の高裁判決から2年以上が経過したこの4月13日、最高裁で
弁論が再開され、H氏による陳述が行われたからだ。
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(コメント)
まずはこbコンビニ問題(コンビニ会計の問題点など)については過去の拙稿をご参照下さい。
06年2月25日「コンビニ業界 1円廃棄の衝撃」
http://blog.goo.ne.jp/dancing-ufo/e/fdd8622c034b2c6d0a342a30b8a4936b
で、上記のこの記事の抜粋にあるように加盟店不利のようですが、
万が一加盟店勝訴となりますとコンビニ業界に大激震!ってことになるでしょう。
以前にも書いたのですが、
感覚的に「サラ金とコンビニ本部って似ていると思います。
これまでややグレーとも見ることができる手法で高収益を獲得し、良好な財務体質。
でもサラ金は最高裁のグレーゾーン金利に関する判決を受けて事業環境が劇的に悪化。
そしてコンビニでも・・・・加盟店が勝てば、さながらサラ金業界のように
「過払ロイヤリティ返還訴訟」などでスゴいことになるのでしょうか。
まっ、とにかく注目です。6月10日は。
例えば、店舗の純増数にしても、いくつかのコンビニは前年比マイナスになっています。店舗開発に大変な気を配っていたにもかかわらず、新店の売上は落ちていますし、数自体も伸びなくなっている。その背景は立地が無いこともありますが、フランチャイズとしてやってみたいと思う人が少なくなっていること、これって致命的ですよね。だって、儲かるからやりたいという人が減っているということは、そのビジネスに魅力がないということとイコールですもんね。
そこにもしも司法が「今までのコンビニのやり方はおかしい」という判断をくだしたら、かなりイタイ話になるでしょう。まあ、コンビニ本部は必ず契約をするときに説明をし、説明を聞いたというハンコを押させているので、契約内容が公序良俗に反しない限り勝訴は難しい気もしますが。