本日は勝手ながら有給休暇なるものを頂戴して、新宿で格安映画2本を鑑賞、
及び市ヶ谷の公認会計士協同組合に割引書籍を買いに行くなど、
チープな1日を満喫させて頂きました。
今朝の段階で、私なりに「ある仮説」を持っておりました。
「月末に近いことから映画館の株主優待券のダンピングがあるのではないか」と。
狙いはズバリ的中。
あるチケット屋で、新宿武蔵野館の優待券が1枚500円。
これを2枚買い、もう病気としか言えない「三丁目の夕日」と
株式相場に関係ありそうなタイトルだったので「クラッシュ」を鑑賞
(←後者は全くの見当違い)。
で、映画「クラッシュ」ですが、ロスを舞台に、さまざまな人種・階層・職業の
人々の人生が連鎖反応を起こす社会派の群像劇。
キャストはサンドラ・ブロック、ドン・チードル、マット・ディロンらと豪華ですが、
脚本がかなり凝っていまして登場人物のヨコの繋がりが絶妙でしたし、
さりげない伏線が数多く張られていて個人的には5つ星に近い評価。
しかし、テーマの中心は現代の米国の抱える矛盾・社会問題でありまして、
暗く重いものです。そんなこともあってか都内でも僅か3館でしか上映して
おりませんが、「脚本の妙」「ありのままの米国」、などにご関心のある方に
お勧めします。
映画の合間に市ヶ谷まで足を伸ばし、会計士協同組合で「監査小六法」を購入。
なぜ市ヶ谷まで行ったかといいますと、通勤定期で行けることと、協同組合の
組合員は15%引きであること(この本ですと▲900円引き)。
どこまでもセコイです。
さて、本題の監査小六法。これに関連する思いをいくつか。
①毎年新しい規定が追加されていくため、政府の債務のように膨れ上がってきましたが、
今年はさらに会社法・会社法施行規則など500ページが加わり、
なんと計2,472ページ。
もう「小六法」っていう自虐的な名称はやめましょう。「小」は取ってよし。
②ずっしりと重いその重量に、会計士としての職責の重みを感じます。
「でも、本当にこれ全部マスターできているのかな、他の先生方は・・・・・」。
気分まで重くなります。
③ここから先は、一民間企業勤務会計士の愚痴として聞き流して下さい。
監査法人等にご勤務の先生方は、監査小六法が無料で配布されるとうかがいます
(違っていたら御免なさい)。
でも私のような民間企業勤務者は自腹。
また、会計士協会費(年12万円)も勤務先によほど理解がないと、これも自腹。
もっと言えば、CPE(継続的専門研修)も監査法人等では
法人内で相応の集合研修を実施していて年間40単位の取得が比較的容易と
聞いております(違っていたら御免なさい)。
さらにもっと言えば、民間企業勤務の場合、登録上は個人開業扱いとなり、
会員名簿に個人事務所として(載せたくはないのに)自宅住所を載せられてしまう。
これっておかしいですよ。
論点がかなりズレてきましたが、
要は、会計士制度の多くは、監査法人勤務者を前提に作られているということです。
大量合格者時代を迎え、今後は好むと好まざるに関わらず民間企業へ就職する
会計士が増加していくと思われるだけに、この「層」向けに、
もう少し配慮のある対応、してもらいたいですね。
例えば、監査小六法は会員に全員配布(協会費の中でやり繰りすべき)とか・・・。
そのうち、監査法人勤務会計士とその他会計士とのクラッシュ(衝突)って
あるかも・・・・。
及び市ヶ谷の公認会計士協同組合に割引書籍を買いに行くなど、
チープな1日を満喫させて頂きました。
今朝の段階で、私なりに「ある仮説」を持っておりました。
「月末に近いことから映画館の株主優待券のダンピングがあるのではないか」と。
狙いはズバリ的中。
あるチケット屋で、新宿武蔵野館の優待券が1枚500円。
これを2枚買い、もう病気としか言えない「三丁目の夕日」と
株式相場に関係ありそうなタイトルだったので「クラッシュ」を鑑賞
(←後者は全くの見当違い)。
で、映画「クラッシュ」ですが、ロスを舞台に、さまざまな人種・階層・職業の
人々の人生が連鎖反応を起こす社会派の群像劇。
キャストはサンドラ・ブロック、ドン・チードル、マット・ディロンらと豪華ですが、
脚本がかなり凝っていまして登場人物のヨコの繋がりが絶妙でしたし、
さりげない伏線が数多く張られていて個人的には5つ星に近い評価。
しかし、テーマの中心は現代の米国の抱える矛盾・社会問題でありまして、
暗く重いものです。そんなこともあってか都内でも僅か3館でしか上映して
おりませんが、「脚本の妙」「ありのままの米国」、などにご関心のある方に
お勧めします。
映画の合間に市ヶ谷まで足を伸ばし、会計士協同組合で「監査小六法」を購入。
なぜ市ヶ谷まで行ったかといいますと、通勤定期で行けることと、協同組合の
組合員は15%引きであること(この本ですと▲900円引き)。
どこまでもセコイです。
さて、本題の監査小六法。これに関連する思いをいくつか。
①毎年新しい規定が追加されていくため、政府の債務のように膨れ上がってきましたが、
今年はさらに会社法・会社法施行規則など500ページが加わり、
なんと計2,472ページ。
もう「小六法」っていう自虐的な名称はやめましょう。「小」は取ってよし。
②ずっしりと重いその重量に、会計士としての職責の重みを感じます。
「でも、本当にこれ全部マスターできているのかな、他の先生方は・・・・・」。
気分まで重くなります。
③ここから先は、一民間企業勤務会計士の愚痴として聞き流して下さい。
監査法人等にご勤務の先生方は、監査小六法が無料で配布されるとうかがいます
(違っていたら御免なさい)。
でも私のような民間企業勤務者は自腹。
また、会計士協会費(年12万円)も勤務先によほど理解がないと、これも自腹。
もっと言えば、CPE(継続的専門研修)も監査法人等では
法人内で相応の集合研修を実施していて年間40単位の取得が比較的容易と
聞いております(違っていたら御免なさい)。
さらにもっと言えば、民間企業勤務の場合、登録上は個人開業扱いとなり、
会員名簿に個人事務所として(載せたくはないのに)自宅住所を載せられてしまう。
これっておかしいですよ。
論点がかなりズレてきましたが、
要は、会計士制度の多くは、監査法人勤務者を前提に作られているということです。
大量合格者時代を迎え、今後は好むと好まざるに関わらず民間企業へ就職する
会計士が増加していくと思われるだけに、この「層」向けに、
もう少し配慮のある対応、してもらいたいですね。
例えば、監査小六法は会員に全員配布(協会費の中でやり繰りすべき)とか・・・。
そのうち、監査法人勤務会計士とその他会計士とのクラッシュ(衝突)って
あるかも・・・・。
監査小六法 平成18年版 (2006)中央経済社このアイテムの詳細を見る |
おります、素人です。
監査小六法なのですが、ルーズリーフ式にして、
毎年新たに追加された分だけ差し替える、という
ふうにはできたらいいのにな、と思うのですが
いかがでしょうか。で、差し替え分だけを毎年
購入とすれば、差し替え分だけならば、年千円
もしないくらいになるような気がするのですが・・・。
あと、僕は会計士ではありませんが、知り合いの
方で某大手監査法人に勤めていらっしゃる方の
話では、最近は、監査小六法は、無料配布では
なく購入しているらしいです。何割引かには
なるようですが。
ではでは。失礼いたしました。
素人さま
コメント有難うございます。
なるほど加除式ですか・・・。
確かに前年と重複する部分が多いので
その方が経済的ですね。
分冊化するって話を
どこかで聞きました。
まぁとにかく
これ以上の、
金銭的負担と
紙資源のムダは
避けて欲しいものです。
個人的には、去年散々アンダーラインしたのが無駄になりますから、加除式のほうが助かります。
連続意見書とかで、収録されていないのに重要なものとかもありますし。(棚卸資産とか)
夜遅くまで会計士ブロガーの集いに
お付き合い頂き、ありがとうございました。
監査法人というムラ社会の中にいると、
『井の中の蛙』になるもんなんだな~と
感じてしまった次第です。
監査小六法の購入費用…もちろん自腹です。
しかも、年々重量が…重くなっていきます。
(早くCD-ROM化して欲しいものです)
また、会計士制度の多くが監査法人勤務者向け
という御指摘は当っていると思いますよ。
だって…協会のお偉いサン達で民間企業に勤務
した経験がある方は皆無に近いですから、
その方々の気持ちを理解することは困難でしょう。
しかし、このままで良い訳ではないので、
業界全体で改善してくことが必要なんでしょうね。