どーも、お久しぶりです。
ちょうど何か書こうかなぁ、と思っていたら
あのグッドウィルでビッグニュースが出てきました。
ちなみに、これまで私が書いたグッドウィルネタは次のとおり。
我ながら節目節目でタイムリーな警告を発しておりました。
◆06年10月8日「プロ経営者の条件」に思う
http://blog.goo.ne.jp/dancing-ufo/e/bcbf0a7882e61110b9b5e8bbba8f581d
この概要文で「この種の本が出ますと、私は原則、その会社はピークをつけたな・・・と
考えますが」と書いておりました。・・・・どうやら当たったようです。
◆06年11月19日「なんとなく、クリスタル買収」 -グッドウィルのグッド・ディールに思う
http://blog.goo.ne.jp/dancing-ufo/e/b61d188920f323d89ce83e6e8035ac3a
中身はともかく、歴代トップクラスのヒット数でした。
◆06年12月28日 コムスンへの新疑惑に思う
http://blog.goo.ne.jp/dancing-ufo/e/36d7557d8e5a450de105a12ec7fc34f6
この概要文で、「来年の前半まではグッドウィルネタで引っ張れるかも知れない、・・」
と書いた私はいい勘をしておりました。
で、厚生労働省は、子会社コムスンに対し、新規事業指定と6年ごとに行われる指定の更新を
行わないことを、各都道府県に通知。
・・・と思ったら、何とグッドウィルがそのコムスンを、同じ連結子会社の日本シルバーサービス
に譲渡して事業を継続するとの発表。
この姑息さこそがこのグル-プの本質を表しているかも知れません。
で、グッドウィルの株価は6日、ストップ安。
もしこの子会社譲渡による事業存続が当局に認められるのなら
株価は下げ止まるんでしょう。
(注:その後厚生労働省も容認するとの報道があったので
そうなるんでしょうな。納得いかないけど。)
でも プレスリリースでは、確か受け皿会社も債務超過状態。
介護関係で儲けることの厳しさ、難しさが伺われます。
社会、当局の目がいっそう厳しくなる中で、
さらに採算性が厳しくなる(と思われる)介護事業を継続するという経営判断を
行ったワケですが、本当にそれが良かったのかどうか・・・・・・。
それはそれで企業価値にボディブローのように効いてくると思うのですが。
今まで目を瞑っていたことを瞑らなくしたのには何らかの背景があるのでしょうかね?
でも、一方でコムスンの介護なしでは生活が立ちゆかない人が大勢いることも事実。その意味で、まさしく要介護者とその家庭の人々を人質にとって、開き直っているのだという某ニュース番組でのキャスターのコメントは言い得て妙。
とはいえなあ。それを摘発した厚生労働省が詐欺まがいの年金制度を運用してきたんでしょ。偉そうなこたぁ言えないやね。結局、正直者が馬鹿をみるだけという茶番をみている幹事ですなあ。