いつもご覧下さり誠に有難うございます。
人気経済アナリストの山崎元氏が食道がんのため65歳の若さでご逝去されました。謹んでご冥福をお祈りします。
本日は予定していたネタを変更してお送りします。
山崎氏は様々な書籍・メディアで資産運用関係の情報発信をされていてご存知の方は多いかと思いますが、私個人としては人生設計の基本公式が強く印象に残っております。
この公式では、たった1つの計算式で毎年(毎月)貯めなくてはいけない「必要貯蓄額」を知ることができるスグレものです。
<解説㏋より>
人生設計の基本公式
「人生設計の基本公式」は、あなたの、今、必要な貯蓄率を計算する公式です。
この「必要貯蓄率」を求めると、実際に貯めなくてはならない1年間の「必要貯蓄額」を求めることができます。これを12ヶ月で割れば、ひと月当たりの必要な貯蓄額を求めることができます。そして、あなたが、それを守って毎月、必要貯蓄額を貯蓄できれば、お金について、将来の心配はほとんどありません
昨今、新NISAが導入されたこともあり、証券投資をやってみようか!と思われている方も多いかも知れませんが、その前に、ぜひご自身の必要貯蓄額を出してみてはいかがでしょうか。
人気経済アナリストの山崎元氏が食道がんのため65歳の若さでご逝去されました。謹んでご冥福をお祈りします。
本日は予定していたネタを変更してお送りします。
山崎氏は様々な書籍・メディアで資産運用関係の情報発信をされていてご存知の方は多いかと思いますが、私個人としては人生設計の基本公式が強く印象に残っております。
この公式では、たった1つの計算式で毎年(毎月)貯めなくてはいけない「必要貯蓄額」を知ることができるスグレものです。
<解説㏋より>
人生設計の基本公式
「人生設計の基本公式」は、あなたの、今、必要な貯蓄率を計算する公式です。
この「必要貯蓄率」を求めると、実際に貯めなくてはならない1年間の「必要貯蓄額」を求めることができます。これを12ヶ月で割れば、ひと月当たりの必要な貯蓄額を求めることができます。そして、あなたが、それを守って毎月、必要貯蓄額を貯蓄できれば、お金について、将来の心配はほとんどありません
昨今、新NISAが導入されたこともあり、証券投資をやってみようか!と思われている方も多いかも知れませんが、その前に、ぜひご自身の必要貯蓄額を出してみてはいかがでしょうか。
理想論を承知で申し上げれば、上記公式による「必要貯蓄額」を確保したうえで、余資を新NISA等に踏み出すってのは十分アリだと思いますが、そうでない場合は少し資金配分方法を見直したほうがいいかも知れません。
おっと、そもそも「今、新NISAは絶対やってはいけない」と熱く語る経済アナリストがいました、いました。モリタクこと森永卓郎氏です。
週刊エコノミストインタビュー「少なくとも今、新NISAは絶対にやってはいけない」経済アナリスト・森永卓郎氏 1月4日
------------------
◆趣旨
少なくとも今、新NISAは絶対にやってはいけない。現在の株価はとてつもないバブルの状態だ。ギャンブルとしてやるなら別だが、老後資金や生活費に回すお金でやってはいけない。
◆根拠
現状は1920年代の米国に似ている。バブル崩壊の可能性が高く、投資を考える段階でない。
私自身も何年か前まで、全体として株価は右肩上がりで行くと思っていた。だが(商品の価値は費やされた労働量で決まるという)「労働価値説」で考えれば、お金は裏側で働く人がいるから価値があるわけで、投資をしたからお金が増えるということはない。
今起きているのは「ドットコムバブル」だ。米アマゾンやマイクロソフトなどのGAFAMが実力以上の株価をつけている。しかし未来永劫(えいごう)、繁栄を続けることはなく、必ず調整が来て元に戻る。
◆投資戦略
株ではなく債券を買えばいい。米国の10年債はだいぶ下がってしまったが、それでも4%程度の利回りがある。24年は円高になるリスクがあるので短期運用はダメで、米国債の20年債や30年債を買うべきだ。ただ、債券そのものは新NISAの対象ではないのだが。
◆新NISAへの参入タイミング
相場が下落した後。ただし、積立投資はすべきでない。「ここは勝てる」という場面で勝負をかけるべきだ。
----------------------
私も今、新NISAをやるか?と聞かれたらNOと答えますね。
森永氏がリーマンショック直前でも警鐘を鳴らしていたことを知っている。また、私自身も株式市場に「今後ばかりは違う」という空気が支配している状況に違和感を覚えている。これ自体もまさに暴落のサインだからと思われるから。
・・・という相場観だけでなく、そもそも老後資金を固めにいく年齢なのでね。
その森永氏も先月、膵臓がんであることを公表している。
奇しくも東大卒・がん罹患・著名経済アナリストという共通点がある2人から「命のメッセージ」を頂いたと考えるべきか(大袈裟かな)。
なお、投資判断は自己責任で。
森永氏には少しでも永く頑張って欲しいものです。
おっと、そもそも「今、新NISAは絶対やってはいけない」と熱く語る経済アナリストがいました、いました。モリタクこと森永卓郎氏です。
週刊エコノミストインタビュー「少なくとも今、新NISAは絶対にやってはいけない」経済アナリスト・森永卓郎氏 1月4日
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◆趣旨
少なくとも今、新NISAは絶対にやってはいけない。現在の株価はとてつもないバブルの状態だ。ギャンブルとしてやるなら別だが、老後資金や生活費に回すお金でやってはいけない。
◆根拠
現状は1920年代の米国に似ている。バブル崩壊の可能性が高く、投資を考える段階でない。
私自身も何年か前まで、全体として株価は右肩上がりで行くと思っていた。だが(商品の価値は費やされた労働量で決まるという)「労働価値説」で考えれば、お金は裏側で働く人がいるから価値があるわけで、投資をしたからお金が増えるということはない。
今起きているのは「ドットコムバブル」だ。米アマゾンやマイクロソフトなどのGAFAMが実力以上の株価をつけている。しかし未来永劫(えいごう)、繁栄を続けることはなく、必ず調整が来て元に戻る。
◆投資戦略
株ではなく債券を買えばいい。米国の10年債はだいぶ下がってしまったが、それでも4%程度の利回りがある。24年は円高になるリスクがあるので短期運用はダメで、米国債の20年債や30年債を買うべきだ。ただ、債券そのものは新NISAの対象ではないのだが。
◆新NISAへの参入タイミング
相場が下落した後。ただし、積立投資はすべきでない。「ここは勝てる」という場面で勝負をかけるべきだ。
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私も今、新NISAをやるか?と聞かれたらNOと答えますね。
森永氏がリーマンショック直前でも警鐘を鳴らしていたことを知っている。また、私自身も株式市場に「今後ばかりは違う」という空気が支配している状況に違和感を覚えている。これ自体もまさに暴落のサインだからと思われるから。
・・・という相場観だけでなく、そもそも老後資金を固めにいく年齢なのでね。
その森永氏も先月、膵臓がんであることを公表している。
奇しくも東大卒・がん罹患・著名経済アナリストという共通点がある2人から「命のメッセージ」を頂いたと考えるべきか(大袈裟かな)。
なお、投資判断は自己責任で。
森永氏には少しでも永く頑張って欲しいものです。